朝、そんなに早く出ていないが1コーナー近くの駐車場に停めて、ぼちぼち準備。今日もいい天気である。
ちょろっと準備中のシビック村を覗いた後に観戦ポイントの1コーナーへ。スプーンのところはヒトが集まっていたり....
観戦ポイントは毎度の1コーナースタンド席。
スタートが切られた。動き出しは西澤選手が上。恐怖の1コーナーだが、意外と(失礼)各車とも礼儀正しくクリアしていっている印象で、目だったアクシデントはなく全車が原型をとどめたままにコカコーラコーナーに向かっていった。
ひとまず、ほっとする。(^^;
まず先頭に立ったのは西澤選手。直後には酒井選手がはりついていた。するりと前に出た感じの山口選手、出遅れたか姜選手と続く。服部選手がその後ろである。
後方では青柳選手、TAKAMORI選手、塚原選手が3ワイド。
酒井選手はどこかでミスがあったか、やや順位を落として元の位置に戻ってくる。
富士といえばスリップ合戦。旧コースのように最終コーナーが高速ではないのでその魅力はややスポイルされているが、それでもハコならスリップが効く。FD2はどれだけ効くのだろうか....
山口選手はすぐさま西澤選手に仕掛けていく。しかしインを抑えられてまだ抜けない。
場内のビジョンで見ると山口選手の方が明らかに速い。目に見えて違うのは100R出口と、最終セクションか。いつものように「早く行け」ってな感じであおる。
ああ、このままだとあっと言う間にトップに立つんだろうなぁ。と思ってみていた。
しかしエンジン不調。それが序盤から手に取るようにわかってしまう。
最終コーナーの立ち上がり、西澤選手の後ろに張り付いて立ち上がる山口選手。見ている私としては「え、スリップは入るの早すぎじゃないの?」と思うほど、最終コーナー側でスリップに入った。
こういうケースの場合、コントロールライン手前でスリップから抜けざる得なくなって、ストレートエンドで抜き返される。っていうパターンが多いのでそう思うのだが....
コントロールライン通過。まだ張り付いている。
スタートライン付近。まだ張り付いている。
1コーナーブレーキング....張り付いたままブレーキング。
って、あれ。(^-^;
正面からみると影がひとつになるほど張り付いているにもかかわらず、スリップから抜けるタイミングがないままに1コーナーを迎えてしまっているようだ。
ああ、こりゃ、もたないのかもしれないなぁ....と感じた。
どこで壊れるか、どこまで我慢できるか、それとも西澤選手にプレッシャーを与え続けることができるのか。チャンピオン山口選手の本領発揮か?