後方集団は序盤から激しいバトルのにおいがする。伊藤選手、小林選手、吉橋選手、小川選手に姜選手。ここまでが完全にひとつの集団。特に吉橋選手の前後が忙しそうだ。吉橋選手は早速ライト点灯で小林選手をあおる。が、むしろ小川選手のほうがあおり気味?
小川選手が元気だ。吉橋選手をかわすと、そのままの勢いで小林選手をターゲットに。
最終コーナーが速そうなのが吉橋選手。っていうか、周辺とリズムが違うのか?
最終コーナーを立ち上がってストレートに入った瞬間に小川選手に張り付いてしまって、加速勝負のポイントでブレーキランプがつく。まあ、そりゃ当然加速はにぶるよなぁ。見逃すはずがない姜選手が1コーナーでインを奪う。
山口選手逃げる。....と思ってみていたが、意外と差が開かない。
ここで現場では「やっぱり決勝ペース難あり?」と私は思ってみていたが、後で聞けばもうこの段階で3速が入りにくくなっていたようだ。何にしても西沢選手を引き離せず、その後ろは酒井選手も関選手もつながっている。
ワンミスで4位まで落ちる可能性がある状況で、入りにくい3速との格闘が山口選手には始まっていた。
ガンガン攻める小川選手。90度で小林選手に並びかけ、小林選手がやや止まりきれずに抜かれる。
その直後では姜選手にミスでもあったか? 吉橋選手の後ろで青柳選手が90度でとまりきれず。