本筋のWTCC。かなりいいレースだった。私が映像を通して今まで見てきたものも含めてWTCCの中でもたぶんかなり上位に入るほどの面白さだったのではないだろうか。
1レース目の1コーナー。あの狭い岡山で4ワイド。ファイナルラップまでもつれ込んだレース2の激しいトップ争い。トップから最後尾までが団子になって、何も考えずに前を抜くのが仕事というわかりやすいレース。
車の特性の差やドライビング、セッティングの差によって短いレースの中でもペースの上下があり、それがバトルを産む....
絶対王者アンディプリオールとその周囲を固める、ベテランのタルキーニ、ミュラー、メニュらがいて、そこに挑む速さを持った若手のハフ、ファーフス。インディペンデントで成績を残そうとするダステ、ヘルナンデス....
私が国内のレースをちゃんとサーキットで見るようになった時に、そういうレースをしていたカテゴリーがあった。
EK9のシビックワンメイクである。
絶対王者黒木健次とその周囲を固める、渡辺、西垣内らがいて、そこに挑む速さを持った若手の八木、幸内。さしずめインディペンデントは地方シリーズか。
マシンこそワンメイクだが、タイヤの特性とドライビング、そしてセッティングでペースの上下があり、それがまたバトルを産んだ。
今のご時世、大量のエントラントってのは難しいことは確かだが、なんとかシビックワンメイクがそういう方向に行ってくれないかなぁ。
とにかく楽しかったな。2009年はどうすんだろ。
と考えながら、真夜中に家について月曜日に憂鬱になりながら会社に行った。(^^;