かもさんのシビック村放浪記

2011/10/16 インター Rd5 + 東日本 Rd5 もてぎ

決勝

ファイナルラップに突入。
場内放送が伝えてきた1位井出選手、2位トモアキ選手のタイム差は2秒ほど。
そしてラップタイム差は3秒。計算上、抜ける。そうなると、仮に抜いたとすると「トモアキ選手1位20ポイント、谷口選手7位9ポイント」は、逆転である。

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V字に見えてきた2台の差は、1秒弱ほどか。立ち上がりのトラクションがまったく違うので、V字の立ち上がりでぐいっと近づいていくのが見える。抜けるか。

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ダウンヒルストレートに戻ってきた2台は....完全に並んでいた。
後でビデオを確認したときの印象では、トモアキ選手が若干苦しめにヘアピンイン側に入っていったために、立ち上がりのトラクションの有利さを生かしきれずに、ヘアピン立ち上がりから2台が「よーいどん」

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イン側トモアキ選手、アウト側井出選手で並んだまま、ダウンヒルストレート通過。 後でビデオで見ると吸い寄せられるように触れ合う2台。この光景は1991年のバルセロナのセナマンセルを思い出したよ。

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90度ブレーキング勝負は濡れてるとは言ってもイン側のトモアキ選手有利か?
「勝った」
この時点で私はトモアキ選手の勝利を確信「シビックレーサー」が谷口選手、井出選手、菊地選手をパスして、レースに勝利する。チャンピオンシップ的にはこのあとフィニッシュする谷口選手の順位次第だが、やれるべきことはやった。

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と、いろんなことを考えていた一瞬の後に、場内放送が接触を伝えてきた。
思わずのけぞる。っていうか....

セカンドアンダーブリッジを抜けて視界に現れた13号車と5号車はあらぬ方向を向いており、接触が事実であることを伝えてくる。

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なんとか体制を立てなおしてフィニッシュラインに向かう両者、順番的には井出選手が前、トモアキ選手は2番目にチェッカー、そして高島選手が3番目にチェッカー。

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続く...


[略i-CRW]