「順位が変わった」
なんだかわからないが、とにかく暫定表彰式前に順位が変わった。
とりあえず表彰式が見えるところまでダッシュ。
既に東日本の暫定表彰式は行われているが、場内放送では何度か太田選手を呼んでいる。タイスケ的にもかなり微妙なところだったが、インターの暫定表彰式が行われた。
そこには、トモアキ選手、高島選手、太田選手の姿があった。
最後の接触が井出選手に非があるという裁定になったということは想像がついたが、それにしても暫定表彰式の前に降格を決めちゃうとは結構珍しいパターンだなぁ。
しかしこの時点で、チャンピオンシップの行方がわからなくなってしまった。私は「失格」というケースも思い浮かんだので、結局谷口選手のチャンピオンか? という想像のまま、シビック村に足を運んだ。
「30秒」という声が聞こえてきた。が、はっきり言ってここでトモアキ選手と谷口選手のタイム差なんてのはまったく考慮してなかったので、良くわからない。
と、いうところでトモアキ選手が戻ってきた。
とりあえずはガッツポーズを見せてくれたが「あ、待って」と今度は泣きのポーズ。
まさしく、そういう状態だったようだ。
結果的には井出選手が30秒ペナルティで、8位に降着。これは、谷口選手の後ろ。つまり、井出選手のペナルティは谷口選手の順位を押し上げることになり、トモアキ選手は1位20ポイントを取ったものの、谷口選手が6位10ポイントを獲得し、同ポイント。
上位入賞回数で谷口選手が上回ったため、最後のインターチャンピオンは谷口選手の頭上に輝くことになった。
takamori選手は、ようやく獲得できたチャンピオンにようやく安堵という感じだろうか。普段通りのらりくらりという感じではあるが、自然と笑みがこぼれてくる。
それにしてもまたしても、同ポイントでの決着となったインター。激戦といえば激戦。だが、なんてこうなるのかねぇ。という感じもある。
2010年は松井選手が失速して、同ポイントは第2戦目の谷口選手失格での松井選手。
さらにさかのぼって2009年は、トモアキ選手と松井選手がチャンピオンを争い、最終戦もてぎでトモアキ選手がまさかの失速から、松井選手。
2008年は松井選手と前嶋選手のチャンピオン争いのさなか、前嶋選手失速の後アクシデントで前嶋選手大クラッシュで松井選手。
シビックFD2のインターチャンピオン争いは、毎年「何か」がある展開で決まってきた。ま、そういう運命なんだろうな。
何にしてもtakamori選手、谷口選手、チャンピオンおめでとうございます。
そして、FD2レースに出たすべての「シビックレーサー」の皆さん、お疲れ様でした。