寒い。事前に寒いくらいだという情報は聞いていたので、長袖は準備していたがまさかこれほどとは....
プログラムを購入してエントリーリストをチェックする。をー、住んでる都道府県名が書いてある。(笑)
何の意味があるのかはよくわからないが、結構面白いな。(^^;
予選をSPアウトのアウト側の出口で画像撮りながらチェックする。この場所はかなりマシンを近くで見ることができるし、視線が低いこととこちらに向かってアクセルをどかんと踏んでくるマシンが見られる。迫力があるし結構マシンの動きもわかりやすい。
なんと言っても印象的なのが今瀬選手。SPアウトのイン側の縁石を大胆にまたいで攻めてくる。かっちょいいー。
西垣内選手もかなり攻めてきている。今年はまったく上位に顔を出してくれない西垣内選手、菅生は比較的得意なようで事前に聞いた話でも「なんかいけそうな気がする」らしい。
松浦選手のマシンが白くなっている。これってもしかして鈴鹿開幕戦で使っていた「去年のマシン」なのでは??? しかし、それが逆によいのか動きが悪くない気がする。
黒木選手のアタックラップ、すごい....唖然。
結果的に「よいかも」と思っていた選手は結構上位に顔を出してきた。やっぱマシンの動きは近くで見ればある程度はわかるもんだ....ちょっと安心。(^^;;
リザルトは黒木選手、幸内選手、八木選手。
黒木選手ダントツポール。さすがである。2000年シーズンと同じように開幕戦八木選手に勝たれたことが火をつけたのか、めちゃくちゃな強さ。
幸内選手は菅生は嫌いではないようだが、私の見た目速そうには見えていなかった。しかしタイムがしっかり出ている。マシンがしっかりまとまったということか?
八木選手は練習から黒木選手にやや遅れているという話を聞いていた。黒木選手との差を徐々につめてきていたが、追いつかず。これはもしかすると本人は不満かもしれない。
そしてその後ろが西垣内選手、大橋選手、渡辺選手、松浦選手、松本選手のダンロップが並ぶ。西垣内選手までがコースレコード。そして黒木選手から1秒以内。んー、そう考えるとシビックには珍しくかなり差がついた予選結果である。
「なんかいけそう」な西垣内選手、タイムを出したその周はすんげー攻めていたらしい。しかし周回数は結構多い。明日も涼しいことは予想されていたが、ちょっとタイヤを使いすぎなのではないかと心配に思う。後で話を聞くと「あれがいっぱいいっぱい」であったらしい。うーむ、上位に顔を出したとは言ってもそんなに楽な勝負はさせてもらえなさそうではある。
そしてまたまた久々に上位の大橋選手。さすがの地元か。西垣内選手とのバトルを期待したい。
そして渡辺選手、松浦選手、松本選手....ここは決勝での松本選手の動きが気になるか。
さらにその後ろは岡崎選手、嶋村選手、和田選手、なかたに選手、今瀬選手、高橋選手。今年予選上位をきっちり取ってきていた岡崎選手、嶋村選手、和田選手がちょっと不発か? 特に嶋村選手のこの位置はおかしい気がする。あれ....今瀬選手、速そうだったのに沈んでるなぁ。(^-^;<見る目なし?
東北といえば高橋選手なのだが、こちらは今年の不調から抜け出せずにまだ苦しい展開か....
なんにしてもちょっと後ろを引き離している感のある黒木選手が逃げそうである。毎度展開される黒木選手と八木選手の一騎打ちについに割って入った幸内選手、決勝でのペースが維持できるかがポイントか?
そして、ランキングトップを維持したい八木選手は是が非でも幸内選手を早めにとらえて黒木選手にプレッシャーをかけたいところだろう。
その後方、ダンロップ勢がどこまでがんばれるかも気になるところではある。
グリッドで画像を撮りたいという欲望とレースはSPで見たいという欲望のハザマで悩んでいたが、結局両方採用することにした。(ばく)
グリッドで全車(!)の画像を撮影。その間何人かのドライバーと目が合う。(^^;
手を振ってくれるドライバーも居る。コツコツやってきて、ある程度ドライバーの方々に覚えてもらっていることを改めてうれしく思う。
グリッドではもう少し緊張した雰囲気があるかと思っていたが、そんなに張り詰めた雰囲気はなかった。
西垣内選手の所を通過したとき、ちょうど木下社長が西垣内選手に声をかけていた。
「おまえもとことんついてないなー!」(結構大声(^^;)
確かに微妙なややウェットになるかと思われていた決勝レースだったが、FNのフリーが終わった時点で路面は完全にドライ。ウェット得意の西垣内選手にしてみれば確かについてないが....(^^;;
そしてダッシュでSPへ。無事にフォーメーションラップに回ってきたマシンをSPで眺めることができた。息を切らしながらスタートを待つ。
(以後、CSの中継を見て確認した部分も含んでいます)
スタートが切られた。
既に上位3台は抜け出してきた。しかし、スタート苦手(らしい(^^;)幸内選手は黒木選手にぴったりくっついていく。SPのアウトで張り切りすぎないことを祈りながら(なぞ?)見守る。
後ろの八木選手は幸内選手をスタートで出し抜くことができず、毎度の後半勝負か?
中継を見ると、八木選手のスタートがよくない。西垣内選手と1,2コーナーで軽い接触もあったようだ。
海老澤選手のコースアウトというかクラッシュ後の映像が飛び込んでくる。ぐはっ! 右ドアが完全につぶれている。そのシーンは結局不明であったが、誰かに突っ込まれたんだろうなぁ....
んー、水越選手が右フロントを潰している。相手は水越選手か?
水越選手はピットインしてフェンダー叩きなおしてレースに復帰。
その後なんとか復帰して周回を重ねる海老澤選手のマシン。とりあえず周回できているので怪我はなさそうなのが安心だが、運転しづらそうなくらいドアが運転席に食い込んでいる。
その後海老澤選手はペースを上げて周回を続ける。マシンの状態を外から見る分にはまっすぐ走らなさそうなほどのダメージなのだが、それでもペースは悪くない。
筑波もレース序盤でスピンして後方を単独走行、今回も同じように後方を単独走行になってしまった....ついてないなぁ....
水越選手もこの前の東北シリーズのスタート直後のトラブルもあったし、地元(というには遠い?)菅生はもっと行けそうだったのだが、どうもついてない。
ついてないといえば成澤選手もそうだ。今回もレース序盤にしておそらくトラブルでマシンを停めてしまう。なんか週末を完全に走りきっている成澤選手の記憶があまり....(^^;
シーズン開始直後の入口選手もそうであったが、こういうついてないレースが続くドライバーが少なからず居るのはどこのカテゴリーでもそうだが....流れを取り戻して欲しいものだ。
トップ集団は完全に3台に絞られた。
黒木選手にぴったりつける幸内選手。様子を伺っているのか、黒木選手にぴったりつける。逆にいうと黒木選手のペースは思ったほどあがらない。
その後ろ八木選手は離れていくわけでもないが、幸内選手に接近することはできていない。これは幸内選手のペースがこの中ではよさそうだ。
が、幸内選手ブレーキミス。(^^;
黒木選手に離され、そして八木選手に突かれる。あー、もったいないぃ。
が、幸内選手はその後またペースを上げ、前をうかがうほどではなかったが、八木選手との間隔はきっちり空けることに成功している。
八木選手はS字で大きくアウトにはらむシーンが何度も映る。どちらかというと八木選手はコースを大胆に大きく使うほうではないはずなのだが....これはセットアップが完全ではないのか?
その後ろ4位は久々上位走行中の大橋選手。トップ3台にはついていけないが、後ろがごじゃごじゃやってるので、単独走行となる。楽しいレースではなかったかもしれないが、こういう「気が付けば大橋」という感じがいかにも大橋選手....
西垣内選手はどうもペースが上がらない。もう少し八木選手に食いついていって欲しかったのだが、予選結果から期待したものが大きかっただけに残念。
中段は4、5台が1つのグループになっていかにも「シビック」なバトルが展開される。
その中でも松本選手が攻めまくり。しかし、無茶をしているわけではない。徐々に順位を上げていく....うーむさすがにGTドライバー?
渡辺選手は今回はイマイチ冴えがない感じ。おかしい。松浦選手にも食われる。
それにしても松浦選手....こっちのマシンのほうが相性いいのでは?(^^;
今瀬選手は相変わらずSPアウトのイン側をばっさりカットして攻める。コースに砂が撒き散らされるが、んなこたぁお構いなしか。
なかたに選手のペースがあまりよくない。じりじり順位が下がる。
2000年ランキング3位、そしていつも上位安定の岡崎選手だが、このレースはとにかくしんどい。コースアウトもしているようだ。原因が何なのかは不明だが、岡崎選手らしくない走り。うーむ。
レース中盤SPアウトでは、完全に横を向いてしまった。なんとか誤魔化してレースに復帰していくが....らしくない....(こればっか(^^;)
なかたに選手の後ろに武者選手、岡崎選手、そしてその後ろには入口選手がつまってきた。うーん、なかたに選手も菅生の経験が少ない?のか、どうもしっくりこない。
武者選手、岡崎選手、入口選手....うーん更にその後ろにもかわされてしまった。ここまで遅いはずがないので、トラブル抱えていたのか?
西垣内選手、終盤はうまのせでコースアウト。順位を更に落とす。あーあ。と思うまもなく、またしてもうまのせで大きくコースアウト。こりゃまた(2000年鈴鹿東SP)ブレーキかぁ???(--;
その西垣内選手の後ろで森口選手もうまのせでコースアウト....(--;;;
個人的に肩入れしている二人のドライバーはまたしても後方で並んで走る....むー。
森口選手はそのままピットインしてチェッカーを受けていない。ってことはトラブルか?
中段グループはかなりの順位の入れ替わりがあった。
#が、覚えきれてません。すみません。_o_
トップ3台はつかず離れずでフィニッシュ、そして単独走行大橋選手、そしてその後ろは間隔があいて松本選手。をー、松本選手はしっかりと順位を上げてきた。松浦選手もしっかりと走ってその後ろにつく。
各車がウィニングランをしているうちに今度は表彰式のためにパドックにダッシュ。(爆)
息を切らしながらパドックに到着すると、マシンは既に表彰台の下に到着しており、まもなく表彰式が始まるところ。間に合った....
黒木選手、八木選手はシャンパンを幸内選手のマシンにかける。(笑)
幸内選手の「さくらぁ」は残念ながら今回はなかったが(期待するなって(^^;)、なかなか楽しい雰囲気の表彰式であった。
表彰式が終わった直後、幸内選手に声をかけてみた。「鈴鹿は行きますよ」と笑顔で言う幸内選手の鈴鹿(の前にチャレンジカップっすね)に大注目。(^^)
毎度お世話になっているアネックス入口選手のところについにお邪魔させてもらう。 入口選手がアンケートを書く間、しばしお話をさせてもらう。
社長さんと入口選手も含めて「今回はどうですか?」と聞くと、やはり車のセットが出し切れてないということであった。こういう地域性が出てしまうのはしょうがないことだし、逆にいうとあまり走ってないのになんとかポジションを大きく下げなかったのはさすが???
東日本富士での優勝の話ができなかったのが残念でしたが、入口選手のアンケートにあるように「富士のストレート」は超期待しています。(^^)
実は大橋選手のところには今シーズンの最初のほうに伺おうと思っていた。(基本的に前年度の上位ランカーが優先度高くなっているので)
が、今年の大橋選手はどうも目立たないレースが続く。表彰台常連ということもないのだが、しっかりとポイントを稼いでくるという印象の大橋選手。今年はここまで完走ポイントしかない。どうも話し掛けずらく(^^;)お伺いするのが遅くなったが、予選結果もよいのでお邪魔する。
「ようやくです....」と今回のこのグリッドを喜んでいるというよりもほっとしているような大橋選手だったが、今回のレースは後ろがやりあってくれたのにも助けられある意味大橋選手らしいポイントの取り方で4位。これで一気にF1のシートが見えてきたかも?