インテグラワンメイクレースとは

このページのスタンスを変えました。
毎年変わるかもしれないレギュレーションを追うのは参加していない私には無理だな。ってことで(笑)、詳細なレギュレーション、規定などについてはホンダエキサイティングカップ ワンメイクレース インテグラシリーズ 公式サイトにお任せします。(勝手に(^^;)

インテグラワンメイクレースを観よう

インテグラワンメイクレースは細かいことは気にせずに目の前で起こるバトルが楽しめる数少ないレースのうちのひとつです。
インテグラワンメイクはその前身であるシビックワンメイクで作られてきた歴史を継承し、また多くのドライバーが継続参戦しているので、お互いを信頼した接近戦が数多く観られることでしょう。
わずかにドアミラーを触れながら鈴鹿の2コーナーから逆バンクまでを並走してしまうレース、お互いを信頼した中での少しの押し合い(笑)はご愛嬌。それがインテグラワンメイクレースです。

が、レースはある程度レギュレーションや仕組みを知っておいたほうが、より楽しめると言う側面を持っています。観る上で知っておいても損はないだろうという情報をここに記述しました。

レギュレーション概略

改造範囲はいわゆるN1規定。派手なエアロの装着や過度の軽量化などはできません。
そして、多くの指定パーツがあります。その一例

逆にマシンごとに異なるパーツとしては、ダンパー/スプリング、ブレーキパッド等が挙げられます。

タイヤはシリーズごとに決められます。
2007年は全シリーズヨコハマワンメイクです。
2005年まではシリーズごとによってワンメイクだったり指定タイヤだったり自由だったりしましたが、2006年は全シリーズダンロップワンメイクです。
タイヤはスリック。ただし、予選/決勝を通じて1セットしか使うことができません。予選で周回数を重ねると、決勝が苦しくなる場合がよくあります。

ワンメイクレースは同じ車両を使うレースです。
が、違う部品を使っていることによって、またマシンの微妙なセッティング、そしてドライビングスタイルによって、差が生まれます。そのわずかな差をどうやって積み重ねるか....
ワンメイクであるからこそ、マシンをシビアにセッティングして、レースに挑む必要があると言えるのです。
そして、わずかなセッティングの違いが、わずかなミスが、わずかなライン取りの違いが接戦の中のオーバーテイクを演出します。

ポイント制度

2007年のポイントはインターは全戦、地方戦は8戦のうちの6戦有効ポイントとなります。

2005年のポイントは上位から14位までに20-17-15-13-11-10-9-8-7-6-5-4-3-2ポイントが、以下完走ポイントとして1ポイントが与えられます。

2003年のポイントは上位から10位までに 20-15-12-10-8-6-5-4-3-2ポイントが、以下完走ポイントとして 1ポイントが与えられます。規定周回に満たないリタイヤ/失格などはポイントを獲得することができません。
年間の獲得ポイントがもっとも多い人がチャンピオンになります。同ポイントの場合には上位入賞回数が多いものから上位になります。

2002年の地方シリーズは、全9戦のうち、最大6戦までがポイント獲得可能で、上位5戦の有効ポイント制度が取られていました。また、それぞれ3戦、ボーナスラウンドが設けられ、獲得ポイントが 15%upする(優勝すると23ポイント)仕組みが取られていましたので、非常に複雑なポイント制度でした。

チャレンジカップ

2007年のチャレンジカップ開催は現時点では未定です。少なくてもF1併催はありません。

シビック時代から毎年 F1日本グランプリサポートレースとてチャレンジカップが開催されてきました。
チャレンジカップは各シリーズのその時点のランキング上位のドライバーだけが参加の権利を与えられるレースです。43台フルグリッド。そのレースは全編バトル、レースの面白さとしては F1をしのぐとも言われます。

目安となるラップタイム

手元で調べた各サーキットのコースレコードです。(あくまでも手元での調査なので正しいかどうかは保証できません(^^;) 2006-2007シーズンオフに見直し

コース タイム ドライバー 日付 イベント
菅生 01:32.524 和田則久 2005/05/14 インターRd2
仙台 02:01.003 水越真一 2005/04/23 東日本Rd2
茂木 02:07.678 八木宏之 2002/10/20 インターRd5
富士 01:56.223 酒井とくしげ 2006/11/04 関東Rd5
鈴鹿 02:19.584 和田則久 2005/11/26 インターRd6
英田 01:42.328 松井隆幸 2004/04/03 西日本Rd1
美祢 01:37.732 八木宏之 2002/05/19 インターRd2
富士(前) 01:43.755 枝元隆 2002/09/01 インターRd4

インテグラワンメイクレース歴史

主な出来事 シリーズ 開催数 チャンピオン/ウィナー/受賞者
2002 インテグラワンメイク開催 インター 6 八木宏之
東日本 9 塩谷烈州
西日本 9 小亀崇
チャレンジカップ 幸内秀憲
中嶋悟賞 八木宏之
2003 地方シリーズ細分化 インター 6 八木宏之
東北 5 水越真一
関東 6 切替たかき
関西 6 守内庸介
西日本 5 木下淳
チャレンジカップ 八木宏之
中嶋悟賞 伊藤裕士
2004 地方シリーズ分割の見直し
富士休業による(?)レース数の削減
台風のためチャレンジカップ予選/決勝中止
インター 5 黒木健次
東北 5 松谷昭男
関東 5 藤木真彦
鈴鹿 5 小林康一
西日本 5 木下淳
チャレンジカップ (中止になりました)
中嶋悟賞 水越真一とご家族
2005 表彰式に参加(誰が?(^^;) インター 6 和田則久
東北 5 水越真一
関東 5 前嶋秀司
鈴鹿 5 林辰徳
西日本 5 木下淳
チャレンジカップ 黒木健次
中嶋悟賞 和田則久
2006 ダンロップワンメイク化
美祢閉鎖
インター 5 和田則久
東北 5 水越真一
関東 5 後藤比東至
鈴鹿 5 今久保敦史
西日本 5 木下淳
チャレンジカップ 和田則久
中嶋悟賞 大塚氏(チームレーシングギア代表)
2007 インテグラ(DC5)最終年
ヨコハマワンメイク化
東北+関東=東日本、
鈴鹿+西日本=西日本へとシリーズ合併。
インター全戦、地方は6/8戦有効ポイント。
F1併催のチャレンジカップ中止。
インター 6 嶋村馨
東日本 8 山口吉明
西日本 8 市森友明
チャレンジカップ (開催されませんでした)
中嶋悟賞 嶋村馨

※中嶋悟賞とは、その1年間にもっとも活躍したまたは印象に残ったドライバーもしくはチームなどを中嶋悟氏が選出するものです。ほとんど表には出てきませんが、このような賞もあります。


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