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かもさんのテグ村放浪記

2002/03/24 インターRd1 鈴鹿(その2)

金曜日

うろうろしながら、何人かのドライバーさんやメカさんと少しお話させてもらったりしながら過ごす。まだまだ転がしただけのマシンも多く「マシンはいつ出来たんですか?」と聞くと「木曜日」とか「水曜日」とか「先週」とか....そんなマシンが結構いる。今日がシェイクダウンと言うマシンもあり、大丈夫なのだろうか。

ほとんどのドライバーさんがシビック時代と同じカーナンバーをつけるはず。カーナンバーさえつけてもらえればすぐに慣れるだろう。と少し安心する。(笑)

午前中のタイムを聞くと幸内選手が既に22秒後半との事。速すぎる。細かいタイムまでは聞いていないが、その後ろが黒木選手らしい。八木選手のタイムは伸びていないようだ。
ヨコハマ勢は軒並み24秒には突入しているようだが、ダンロップ勢はその2秒落ちとの情報。
声をかけさせてもらったドライバーはなぜかダンロップが多く(あんま気にしないで声かけてるので(^^;)、どうもタイムの話になると口数が少なくなる傾向が....(^-^;
シーズン前、ダンロップ好調との噂を聞いていただけに個人的にはかなりショック。もっともショックの大きさはドライバーさんほどではないのだろうが....
いずれにしてもダンロップ勢のドライバーさんの声は「クロキRは別世界」であった。もっとも「だからどうこう」という愚痴を漏らすドライバーは居ないが....ダンロップさんには頑張って欲しいです。インテタイヤの開発チームを強化するとか....

マシンの特性についても何人かのドライバーさんの声を聞いてみたが「ピーキー」というご返事。セッティングが煮詰めきれていないという面も大きいようだが、どこに飛んでいくかわからないという部分もあるようだ。シビックとの微妙な違いに戸惑うドライバーも居るよう。まあ、マシンに合わせるドライビングは彼らのレベルになればすぐにアジャストしてくると思うが....

何度か話題に挙がっているオイル問題は多くのチームが対策は施してきているようだ。この辺の対応はさすがか。ただ、その後走ってなかったりいろいろ不安要素はあるようだ。オイルを大目に積む。と言っているところもあった模様。

いろいろ問題を抱えて持ち込まれたマシン達....おそらく「完璧」な状態で鈴鹿に乗り込んできたマシンは1台も無いのではないだろうか。シビック時代にはほぼありえなかった「初期」トラブル。今回はそれを上手く潰してきたチームが有利に動くように見えた。ただ、それが出来ているチームは....いくつあるのだろうか。
そういう面でもクロキRはこの時点から大本命だったと思う。

続く...


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