Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2002/06/09 東日本Rd5 茂木(その2)

決勝日

今日もいい天気だが、風が強いのでそんなに暑くはない。
観戦ポイントは90度。

スタートが切られた。塩谷選手は無難にスタートを決める。
小林選手の動き出しが悪かったようだが、なんとか2位をキープしたようだ。その影響もあってか、塩谷選手は1周目の半分で既にリードを広げてしまった。

そして、1周目でアクシデント。後藤選手と小川選手が消える。後藤選手はかろうじてコースに戻るが、レースペースは失い残念ながらそのままピットに消えた。

塩谷選手は逃げる。 小林選手と日部選手はかなり接近。それに松谷選手も続く。
しかし茂木は勝負どころが難しい。ハコのワンメイクなら抜けないことはないが、リスクも高い。
日部選手は小林選手の隙を探りながらぴったりとつける。
日部選手としては塩谷選手を逃がさないためにも小林選手は早めに捕まえたいところだが、小林選手はきっちり抑えて隙を与えない。日部選手は序盤のうちに勝負は後半だと判断したのではないだろうか?
小林選手が日部選手以下を抑えているために塩谷選手は楽になった。1秒ちょっとの差をキープしたままレースをリードする。

オートバックス日部選手の後ろはイエローハット松谷選手。
雑誌社対決(笑)は中盤の争い。しかし直接対決はほとんどなく、比較的分散しているか。

小林選手の動きがつらくなってきた。タイヤが終了したか?
コーナーではらむ状態が多くなってきたようだ。日部選手、松谷選手の目が光る。なんとか2周くらいは小林選手も持たせたようだが....ついにつかまった。日部選手に抜かれる。そして、その直後松谷選手にも抜かれてしまった。
うーん、もったいない....またしても、終盤のペースダウン。

日部選手は前の塩谷選手を追いたいところだが、既に差は開いている。むしろ後ろの松谷選手が気になるか。松谷選手は日部選手のペースについていくことができるが、勝負を仕掛けるというほどのペースには感じられなかった。

塩谷選手が文句なくフィニッシュ。日部選手、松谷選手が続く。
塩谷選手は連勝を決めて、東日本チャンピオンに向けてかなり優位なポイントとなった。

レース後塩谷選手に声をかけてみると、既に王者の貫禄か?
予選の話をすると「何周もしても意味がないから」との答え。確かにそうなのだが、予選一発のアタックでタイムを出す自信があるからこそいえる言葉ではないか。
チャンピオンに向けてもかなり自信を持っている....まあ、もっともこのポイント差では後は普通に走れば簡単に追いつかれることはなさそうだ。しかも勝ち方も圧倒的であるだけに。

かと言っても見てる側からしてみると、つまらないと言うのも正直なところ。(笑)
磐石の塩谷選手を真っ向勝負で打ち破る存在が出ることを期待したい。

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