Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2002/08/04 インターRd3 菅生

決勝日

晴れてはいないが、雨も降っていない。そして予報も降水確率は少ない。 おそらくドライになるであろう決勝。残念ながら、ダンロップ勢の雨乞いは通じなかったようだ。

決勝の注目ポイントは、八木選手vs幸内選手、それにどう絡むか枝元選手、黒木選手。予選グリッドを維持できるか、ダンロップ勢。 というあたりだっただろうか。

グリッド後方から写真を撮って回ったが、上位にたどり着く前にタイムアップ。(^^;

SPに移動して観戦。 スタートが切られた。幸内選手がアウト側からしかけていく。が、イン側の八木選手はそれを阻みポジションキープ。その後ろもほぼグリッド通りのスタートだったらしい。 が、今瀬選手と水越選手が接触との情報。 「ま、またやったか」と最初に思ったのは内緒。(ぉぃ) #筑波で当たった印象が強くて。(^^;;

うまのせで牧田選手がコースオフ。 混戦の中段にいたから、はじき出されたか???と思ったが、これはどうやらアルテッサのエンジンメンテのせいだったらしい。(意味がわからん)

SPに戻ってきたのは八木選手、幸内選手、枝元選手、黒木選手....八木選手は既に幸内選手を引き離し気味? 黒木選手曰く「最初のうちに仕掛けたかった」らしいが、1コーナーの水越選手、今瀬選手の影響で1コーナーは黄旗、うまのせも黄旗が出ている。これでは、抜く場所が無い。

動きの無いまま序盤が進む。しかし、八木選手はじわじわと幸内選手を引き離していく。仕掛けられない状況が続いて、いきなりこう着状態のトップグループ。

う、塩谷選手がいきなり戦線離脱。どこまで食い込めるか非常に興味があっただけに私としても不完全燃焼な終わり方。(^^;

松浦選手の後ろが熱くなってきた。4,5台が密集してきた。 いや、見るとこれは単に松浦選手のペースが上がらないために、後ろがイライラしていただけのようだ。 それと同じような状況が渡辺選手にも訪れる。

私はこの状況が悲しく思えた。私が見たいのはバトルであって、ただ単に接近しているだけでは楽しくない。そこに駆け引きはなく、ただ辛い状況をこらえる前、ミス待ちの後ろ。それだけである。これはバトルではない。と思った。

見ていてもダンロップ勢はタイヤが厳しくなってきたように見える。マシンと後続のマシンを押さえつけながらの走行が続く。

渡辺選手はうまのせではみ出していく....あのミスの少ない渡辺選手がこらえ切れずに(かどうかは不明だが)コースオフするという状況を目の当たりにして、いよいよ状況が悪くなっているのだなぁ。と言うことに改めて気が付く。

後ろのほうで忙しいのは松尾選手か。 なんだか抜いたり抜かれたりを繰り返しながら、後ろのほうでのレースが続く。予選日に話をしていたときに燃料系の問題もあったらしいので、きっとそれだなぁ。と思いながら見ているが、更に気が付いたのが左ターンでの(って、SPだと左しかないけど(^^;)、タイヤの干渉(たぶん)。SPのイン/アウトともに過重が右にかかるとタイヤハウス付近から煙が上がる。 足回りでもちょっと苦労しているようだったので「う〜ん、いいことないなぁ」と思いながら見送る。

トップは八木選手が逃げる。幸内選手に八木選手を追いかけるだけの勢いは感じられない。その後ろは黒木選手が枝元選手をかわして3位に上がるがここまでか。枝元選手にはミスがあったか、和田選手に抜かれて順位が下がっている。

松浦選手、渡辺選手が遂にこらえきれなくなり、抜かれ始める。 遂には東日本からのスポットの選手にも食われ始め....そして遂にはあの、渡辺選手がうまのせではみ出していく....はっきりいって、悲惨な光景。

レースは八木選手が余裕で逃げ切り、幸内選手、黒木選手と続く。

う、う〜ん、正直見てて楽しいレースではなかったなぁ。 ダンロップ勢を取り巻く状況は傍目にはバトルになっていたかもしれないが、それなりに事情がわかる私の目にはとてもではないがバトルと呼べる代物ではなかったと思う。

マジで頑張ってくださいよ....ダンロップさん....(--;

放浪記トップに戻る


[INTEGRA RACE WORLD]
INTEGRA RACE WORLD
本ページに利用されている画像の無断転載を禁じます