Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2002/12/07 一年を振り返って....

シリーズごとに振り返る

東日本

東日本は塩谷選手が圧倒的とも言える強さを見せて、早々とチャンピオンを決めたシリーズとなった。
塩谷選手の速さ、強さ、上手さは確かに東日本の中では群を抜いているという印象があり、当然といえば当然。
逆にいえば、彼に対抗すべき選手が現れなかったということは見る側にすると残念だった。

なんと言っても塩谷選手の強さは光る。シビック時代には苦手なんじゃないかと思っていた茂木も完全に攻略してしまった感じ。
塩谷選手は2002年後半からインターにスポット参戦しているが、話を聞くとまたそこで見えてきたものもあるらしい。さらに強くなってしまうのか....

小林選手は予選で必ず上位に食い込むことができるドライバーだが、決勝中盤以降のペースダウンがいつもネックとなる。原因は予選での周回数の多さとその走りにありそうだ。もっともそれが「小林選手らしい」走りで、それを変えてもらっては困るけど。(^^;
しかし、シーズン後半には決勝でも安定したペースで逃げ切るということができるようになった。もう少しシーズンの早い段階でその結果が出れば....
実は小林選手は塩谷選手に直接勝っていない。茂木での勝利はある。が、このレースは黄旗問題があって個人的にはちょっと疑問符がつくのである。
それだけに塩谷選手に対して文句なく勝利する小林選手が見たいとも思うのである。

松谷選手。派手さはないが、非常に上手いと思わせるドライビングを見せる。この辺はやはりジムカーナで鍛えたマシンコントロール能力???
シーズン後半、表彰台の常連となりしっかりとポイントを稼ぎ、そして勝ってみせた。今後も注目のドライバーの一人だ。最終戦も初コース(らしい)富士で見事にPPを獲得、この辺のコース攻略の早さもすばらしい。

高島選手と関選手はその実績が証明するように元々ポテンシャルの高いドライバーなはず。何が原因かは不明だが、思ったようなレースができてないのではないのだろうか。
シーズン前はもう少し上位で争ってくれるはずだと思ってたドライバーたちであるだけに、少し拍子抜けしてしまった。

日部選手も塩谷選手に真っ向勝負で勝てるはずのドライバーだと私は思っている。
しかし、期待していた「勝利」は結局今シーズンは拝むことができず....
ジムカーナとの日程の兼ね合いもあり、レースだけに集中とは行かないのだろうが、是非とも「勝利」をみてみたい。

他に個人的に気になったドライバーは、渋谷選手、山野選手、春名選手あたりか。
これからもっと上位に上がってきそうな気がするドライバー達。是非とも継続参戦を願う。

2003年シーズン、誰が継続して参戦してくるのかはさっぱりわからないが、仮に塩谷選手がインターに完全移行してしまった場合には、小林選手が中心となるだろう。それに絡むのはジムカ出身ドライバーだろうか。

続く...