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かもさんのテグ村放浪記

2003/03/23 インターRd1鈴鹿

決勝

天気予報どおり好天に恵まれた決勝。各車がグリッドに整列。観戦ポイントは1コーナースタンド。

スタートが切られた。今年はグリーンシグナルではなくブラックアウトがスタートのきっかけである。
黒木選手の動き出しが悪い。八木選手はスタートを決めた。その後ろでは伊藤選手も良いスタート。
1コーナーに流れ込んでくる順番は、八木選手、伊藤選手、黒木選手。
その後ろは、イン側に幸内選手、真中に牧田選手、その後ろにいたのが和田選手。が、和田選手はややブレーキが遅れたのか、幸内選手と牧田選手の間に割り込んでいく形になって牧田選手のリアに接触。1コーナーのターンインでリアを突付かれた牧田選手はどうしようもなく砂場へ滑り出していく。
和田選手もその時点でダメージを受けたか、嶋村選手と絡んだのかは確認していないが、2コーナーでストップ。嶋村選手は2コーナーを砂場経由でクリアしていく。
後ろがやや混乱。煽りを食ったのが松本選手、嶋村選手か?

牧田選手は周回遅れとなりながらもレースに復帰。和田選手は少し走り出したがダメージが大きかったのかすぐにマシンを止めてしまう。

黒木選手は早々に伊藤選手をパスして八木選手追撃体制。
うーん、伊藤選手はちょっとあっさり黒木選手を前に出してしまったかなぁ....

植田選手が1コーナーで火を吹きながらグラベルで後ろ向きにストップする。オイルが漏れてスピンしたか??
このとき、1コーナーのイン側にはオイルが撒かれ、1コーナーはオイル旗が掲示される。
トップグループが1コーナーへ。八木選手、黒木選手はオイルには乗ったのかもしれないが無難に1コーナーをクリア。しかし伊藤選手はオイルに乗ってテールが流れ出していく。なんとか立て直すが、すぐ後ろの幸内選手にかわされてしまう。
んー、もったいない。

レース序盤での順位は八木選手、黒木選手、幸内選手、伊藤選手。
少し遅れて山野選手、塩谷選手。山野選手は2002年は東日本シリーズだったが、今年はインターフルか? 2002年東日本では一度も前に出したことがない山野選手の後ろにつける塩谷選手の心中はいかに???(^^;

その後ろは「スタート直後の混乱をうまく抜けられた」という松尾選手と磯田選手。磯田選手は復活戦を良いグリッドからのスタートではなかったがこの辺の混乱をうまく抜けられるのはさすがといったところか。しかし松尾選手に極端に張り付くことはなく、後ろから様子を見る展開。松尾選手のペースは悪くない。

その後ろは忙しい。渡辺選手、水越選手、どこかでフロントバンパーを吹っ飛ばして戻ってきた松本選手、小林選手辺りがつかず離れずの展開か。いや、松本選手のペースは基本的には悪くないのだろう。かなり前を煽り立てている。フロントバンパーを失ってドラッグは多そうなのだが、ストレートが速いのだろうか、130Rでもかなり張り付いて突っ込んでくる。が打開策は見出せないのか、オーバーテイクには至らない。

レース後にふと思ったのだが、2002年までならこの集団にきっと西垣内選手と松浦選手と今瀬選手が居たのだろう。その大混戦+超過激バトルも見たかった....まあ、言ってもしょうがないが....

続く...


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