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かもさんのテグ村放浪記

2003/05/25 東北Rd2菅生

決勝

予選日とほぼ同じようなコンディション。観戦ポイントは1コーナースタンド。
この前に行われていたVitzは坂道発進スタートのマシンもいたが、やはりグリッドは寂しい....

スタートが切られた。
ほぼグリッドどおりのスタートか。松谷選手、水越選手、佐々木選手、小幡選手と続く。レース序盤、水越選手のペースは悪くない。というか、見た目には松谷選手よりもよさそうに見えている。ライトOnして松谷選手を煽り立て、1コーナーのインをうかがう水越選手。が、松谷選手はすきをまったく見せない。
その後ろは佐々木選手を煽り立てる小幡選手、大ベテラン小幡選手のプレッシャーをものともせずに佐々木選手は走る。が、後ろのほうが気になるのか水越選手との間隔は少し開いてしまった感じ。

レース序盤で8台は4台ずつの集団に分かれていた。
第2グループは成澤選手、人見選手、中村選手、岡村選手。岡村選手、予選のタイム差だけを見ているともう少し離されるかと思ったが、なんのなんの、しっかりその集団にくっついている。
熱いのは成澤選手よりもペースはよさそうな人見選手。何度も1コーナーでイン/アウトにマシンを振って隙を伺うが成澤選手、動じず。以前ハイランドで東北シビックを見たときもそうだったが、成澤選手はとことんこういうレースに強いのではないか。
しかし、1,2コーナーをアウト側に並んだ人見選手は3コーナーイン側になってついに成澤選手を攻略した。
ををー、がんばったなぁ....と思ってい見ていたのだが、次に戻ってきたときには人見選手の順位が2つ下がっていた。あれれ....どっかでミスしたのか....もったいないなぁ。

第1集団のレースはこう着状態か。序盤で前に出たかったであろう、水越選手だが松谷選手のテールがわずかに離れてきた。
1コーナーにターンインしてくる佐々木選手。ずっとプレッシャーをかけ続けている小幡選手。
がっ! ブレーキングで佐々木選手のマシンがふらついた。おそらくブレーキミスだろう。1コーナーを無理やり曲がろうとするが、2コーナー手前でテールがグラベルへはみ出していく。その横をすり抜けていくのが小幡選手。
もったいないミス。レースではよく出てくる言葉だがこれもやはりもったいないとしか言いようがなかった。
もっとも、小幡選手のプレッシャーのかけ方は不気味な印象があったことは確かだが....
第2グループは成澤選手先頭で続くは中村選手、差は詰まってきているがそんなに急接近という感じもない。タイヤが終わってしまったのか、人見選手は安定感にかける苦しいレースを展開している。

水越選手との差は徐々に広がり、松谷選手は楽になった。そのままフィニッシュ。水越選手、小幡選手、その直後に佐々木選手。

続く...


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