Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2003/12/13 表彰式

2003年を振り返る

各シリーズごとに振り返ったが、全体的に同じようにいえることがある。
インテはそのマシン特性(足回りのレイアウトなども含め)によってかなり「無理の利かない」マシンのようだ。シビック時代には多数見られた「ギリギリ」のバトルが減っているのはここに原因があると思われる。

「マシンをねじ伏せるタイプ」と「マシンを手なずけるタイプ」と乱暴にも2種類のタイプに分類すると、前者のドライバーは総じて苦労しているように思える。
そしてマシンに合わせた乗り方ができる、またはマシンに合った乗り方だった後者のドライバーは総じて上位安定の成績が出せているのではないだろうか。

「マシンに合わせるのもドライバーの仕事だ」という言い方もあると思う。だが、個人的にはインテワンメイク(というかシビックワンメイクも含め)は、ドライバーのドライビングスタイルの違いも楽しみたいので、この傾向は残念でならない。

タイヤについてもいろいろ微妙だ。DLが勝利したとはいえ、差がなくなったとは思えない。また、ここにもドライビングスタイルを選んでしまうスペックが存在していたようだ。
タイヤの問題は非常にセンシティブなようなので、なんとも言いがたいが、一人の観客という立場で一言言うならば

「タイヤで決まるレースなど見たくはない」

続く...


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