Last update:2006/05/17 00:00:00
待ちに待ったインター開幕戦。
とは言っても毎年毎年「誰が出るのだろう」という不安ばかりでこの開幕戦を待つことになる。2004年の開幕を迎えるにあたって、観る側としてはあまりよい話題はなかった。
渡辺選手の撤退が確実視され、八木選手のJGTCへの勝ち逃げ(笑)も日を追うごとに濃厚になっていった。そのほかコスト面などから継続が難しいと思われた選手が何人か。そのほか情報がまったくと言っていいほど入らない選手も多く(ってそういう人が大多数)、情報がない イコール 出る。とはならないのが辛い。
開幕直前の段階で参戦を確実視していたのは数名。わかんないけど出るだろうな。と思っていた選手を含めても10名前後だった。
JGTCに八木選手の名前が挙がった。今までもJGTCとインテインターをかけ持ちしていた選手は居る(渡辺選手、松本選手など)ので、JGTCに出るからと言ってインテインターに出ないとは結論付けられないのが通常。
しかし、私はなんとなく八木選手はインテインターには出ないだろうな。と思っていた。ひとつはJGTCの体制がハンパじゃないこと。もうひとつはインテインターの最終戦がJGTCとの併催であることだった。
出るからには(どちらのカテゴリーでも)チャンピオンが半ば義務のような体制。ハンパにやってチャンピオンが取れるほどどちらのカテゴリーも甘くはないはずだ。
エントリーリスト情報を入手し(いつもほんとにありがとうございます)、そのメンバーを見る。
1番八木選手の名前はない。やはり、ない。
実はエントリーリストを見ている時点では、その意味をちゃんと理解できていなかった。それよりも20台のエントリーと「いつもの」メンバーが顔をそろえていることに安堵感があった。
しかし、実際に鈴鹿にいってみると1番八木選手の存在の大きさに改めて気づく。
インテインターが彼中心に回っていたことは疑いようのない事実であり、彼のタイムが予選では基準になり、そしてレースも彼と彼のの周りがどう動くか。が焦点であった。
その八木選手が居ない。それは観る側としてはやはり今更ながら残念なことと言えるのではないだろうか。
しかし、インテインターは一人の役者で成り立っているシリーズだとは思わない。チャンピオン候補はまだまだ居る。
すばらしい体制でJGTCにステップアップ(と言っていいと思う)した八木選手を私は応援したい。がんがん活躍してほしい。でも、その人柄だけは失わずに居てほしいと思ったりもする。(^^;
彼が活躍することで、インテインターのレベルの高さが証明されるだろう。非常に幅広い経験豊富な山野(兄)選手(ここでは山野選手は弟が主役です)と共に、是非ともJGTCのチャンピオンを取ってほしい。
....で、私は「ああ、八木選手ね。彼がインテインターの時にさぁ....」と自慢話をすることになるはずなのだ。(ぉぃ)
八木選手の活躍を心から願いたい。