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かもさんのテグ村放浪記

2005/05/15 インターRd2 菅生

決勝

本日2度目のフォーメーションを終わり、本日2度目のスタートが切られた。
和田選手、きっちりスタートを決める。
伊藤選手、無難にスタートする。黒木選手ジャストミートか? 伊藤選手に並びかける。
その後ろも2台、3台が横に並んだまま1コーナーへ。

伊藤選手はなんとか黒木選手をおさえてS字に入っていた。のだが、いきなり伊藤選手が山の上で煙(水蒸気?)を吹き上げてバックストレートでスローダウンしていく。黒木選手はなんなくかわして「予選モード」の和田選手追撃体制へと移行。
完全にテールtoノーズの和田選手と黒木選手。英春選手はその迫力に押されたのかやや間隔をあけて見守る体制?
マシンを右に左に振りながら和田選手をあおる黒木選手だが、和田選手のマシンは予選のタイム差からもわかるようにかなり決まっていた。びっしりと黒木選手を抑える。

大荒れのレースは赤旗で終わりではなかった。
いきなりSPイン(?)で、クラッシュの情報。小幡選手と松井選手が絡み合ってバリアにクラッシュ....ぉぃぉぃ、何台のマシンがダメージを受けたんだ。このレースは。

水越選手のマシンがピットに戻ってきた。やっぱしダメだったらしい。

3ラップ目(?)、塩谷選手、成澤選手、藤木選手あたりの集団から藤木選手が3コーナーアウト側にはみ出してスピン、コースに戻ってきた。「げっ」と思ったが、かろうじて後続のマシンが巻き込まれることはなく、ちょっと安心....

レースはファイナルラップ。和田選手逃げ切った。久々の優勝。

インタビューで言葉を少し詰まらせたのは、優勝そのもののうれしさはもちろんだろうが、マシン2台での必勝体制をきちんとモノにして期待にこたえられたという安堵感だったのではないだろうか。
おめでとうございます。和田選手ヽ(^o^)丿

黒木選手の後ろには初表彰台の英春選手。混乱に巻き込まれなかったので「ラッキーでした」というのは確かだが、この表彰台は大きなステップになるのではないだろうか。

リザルトを見ると完走扱いは17台なのでそれなりに見えるのだが、チェッカーを受けたのは10位棚村選手までのはず。(棚村選手はペナルティで1周減算されているが)
やっぱこういうレースはあまり見たくはないなぁ。アクシデントの原因はおそらくはほとんどがほんの少しの意地の張り合いか、ほんの少しのミスであるとは思うのだけど、結果的にダメージが大きいので....皆さん身体は大丈夫だったんでしょうか。

チャンピオンシップという面で見ると....和田選手がリード。その後ろが英春選手! 黒木選手の上に出てまさしく下克上。(笑)
週末の流れはあまりよくなさそうな塩谷選手が結果的には結果をまとめて4位になっていて、その後ろ5位に嶋村選手。

ん〜、和田選手の安定感は定評があるので、連勝連勝!というかどうかはともかく、このポイント差は結構大きいのかもしれない。

次は美祢ですか....2ヶ月先。(^^;
マシンと身体を万全にして、「よい」レースを楽しみにしてます!

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