かもさんのテグ村放浪記

2002/07/07 西日本Rd4 鈴鹿(東SP)

決勝日

なんだよ。晴れてるじゃん....これ、雨降るのか?(^^;

決勝前にテグ村をうろつくと、高島選手のテントになかたに選手を発見。(よく会うなぁ)
いろいろ話をしつつ、決勝の予想を聞く。曰く「ショートカットコーナーも勝負どころになる」との事。「リスクが高いのでは?」と言うと、リスクは確かに高いが無理ではなさそうとのことだった。
1コーナーしか勝負どころはないと読んでいた私の心はゆれる。(爆)
が、結局は1コーナーでの観戦とした。さてさて、どうなるか?

暑い中、フォーメーションが行われる。完全ドライ。気温/路面温度ともにかなり上昇しているのではないか?
こうなってくるとタイヤのタレも気になってくるが、その点でも牧田選手は周回数が少なく、有利であることに違いは無い。

思えば、右ターンが多くなるはずの東コース。左フロントが厳しいのかなぁ。と思うが、Gのでかいコーナーはダンロップ(左ターン)だけ?

短いフォーメーションラップが終わり、スタートが切られる。
牧田選手スタートミス。澤選手が先行する。高島選手、18松井選手が続き、03松井選手、加藤選手はやや遅れたか?

レースは面白くなった。ペース的には圧倒的に牧田選手が速い。が、鈴鹿を知り尽くしている、そしてそろそろ勝利が欲しいはずの澤選手、間単に前に出してくれるはずが無い。
どこでどうやって牧田選手が勝負を仕掛けてくるだろうか?
と、その後ろは18松井選手が高島選手を抜いて戻ってきた。
2001年の鈴鹿チャンプ松井選手もやはりここらあたりで少なくても表彰台が欲しいところだろう。

さっそく澤選手と牧田選手が後続を引き離して戻ってくる。牧田選手はしっかりと澤選手のテールを捕らえ、隙をうかがう。勝負はタイヤの状況を見ながらの終盤勝負かとも思うが、牧田選手は「早く前に出して」と言わんばかりに張り付く。

と、3周目(?)のショートカットで澤選手がミス。牧田選手が前に出たとの情報が。 がーん。そっちだったかぁ。(^^;;
#恐れ入りました>なかたに選手

牧田選手が既に澤選手を引き離し気味に戻ってきた。
18松井選手のペースは悪くない。よもや澤選手とのASカラーバトルか?

スタートで出遅れた03松井選手は福田選手をかわして順位を挽回。
棚村選手、加藤選手、平山選手、水原選手、南辻選手あたりが混戦模様。
1,2コーナーを並んで抜けていく平山選手に棚村選手、その後ろから水原選手が虎視眈々。これが私の望む、インテグラのバトル。
彼らは何度か順位をかえながらのバトルを展開する。

と言っているうちに高島選手のペースが上がる。思った以上に18松井選手のペースが上がらないと言ったほうが正しいか?両者の差は無くなった。
そして、高島選手は1コーナーで18松井選手のインをさしてかわして表彰台圏内へ。18松井選手はやや強引だったとも思える高島選手のラインをあけてクリーンなレースが進む。

平山選手は忙しい。今度は水原選手に突かれる。
最後尾では池上選手と七尾選手がこれまた張り付く。思えば予選のとき、逆バンクでタイヤをぎゃりぎゃり鳴らしていた池上選手、マシンのセットアップが完全ではないのか、どうもラップタイムが安定していない感じである。

牧田選手は澤選手を引き離すと後は後ろを見ながらのレースか?
澤選手も単独、高島選手も18松井選手に突かれることは無く、レースが終わる。

やっぱ強かったなぁ。と言うのが直後の感想。
西日本はまたしても勝者が変わると言うことになった。
チャンピオン争いと言う面で見ると、高島選手は今回もしっかり表彰台でポイントリーダーのまま、澤選手、小亀選手、松井選手....この辺までがチャンピオン候補か? 今年の安定した強さの高島選手、このまま突っ走れるのだろうか?

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[略IRW]