かもさんのテグ村放浪記

2002/10/20 インターRd5 茂木

予選

90度で観る。雨は降っていない。
八木選手、90度をきれいに立ち上がっていく。派手な速さではない。が、タイムはあっという間に上がり、序盤で予選終了。これが私の言う「八木パターン」だ。
シビック時代から数えて茂木で 2連勝中、そして今年のインター3連勝中の八木選手。ここで勝てば、ランキング2位の和田選手が何位でもチャンピオンが決まる。
昨年、悔しい思いをしていただけに、何が何でも勝ってチャンピオンを決めたいだろう。そのお膳立ては予選の序盤で完成していたのかもしれない。

対抗するのは和田選手。和田選手も茂木は走りこんでいるはずで、上位が期待される。
個人的に今年の和田選手の速さを見ていると優勝もありえると思っているだけに、八木選手を予選で上回って欲しかった。
が、届かず....2位グリッド。

クロキRは、とにかく茂木との相性が悪く(というか、絶対的に走りこみが少ないんだろう)、黒木選手が5番手、幸内選手8番手、枝元選手にいたっては12位と今年のクロキRとは思えないグリッドである。
クロキRは予選終盤にも一緒に出て行ってタイムを出しにきたはずだが、それでもタイムは思った以上に上がらなかった。

そしてクロキRの牙城を崩したのが、嶋村選手と伊藤選手。
嶋村選手は茂木を「知っている」のだろう、ある意味当然の順位か? そしてやはりここ数戦の好調さを維持してきた伊藤選手。もう、このグリッドで驚きはしない。これまた当然の順位。

6番手黒澤選手。をを....このグリッドは上出来か?

9位山口選手、13位海老沢選手、16位坂口選手。新規に出てきた彼らはやはりまだまだマシンが煮詰まっていないのか、思ったほどの順位にはならず。

DL勢トップの牧田選手、11位グリッド....
18位水越選手。あれ? もう少し上位に来るはずなのだが....そういうえば、F1もイマイチだったのだが、もしかして助手席にチャイルドシート乗せてる???(そんな馬鹿な)

15位渡辺選手、19位西垣内選手....コメントなし。(--;

テグ村で幸内選手に話を聞くと「ブレーキがきつい」だそうな。
確かに幸内選手は90度の飛び込みでリアをロックさせて、見た目にも「やばそう」なブレーキをしていたが、その状態でもブレーキングポイントはかなり手前だったそうだ。
こりゃあ、レースもきつそうだなぁ....

ブレーキがきついということで、90度はタイヤロック多発である。

テグ村をうろうろして気になったのは、今瀬選手。
不運もあってまともなレースはできていないだけに、あまり明るい表情ではないのだが、それにしても、かなり暗いムードがテントの周りを....(--;

タイムを見てみると、八木選手が 0.8秒ぶっちぎっていた。
「ああ....これは決まったなぁ」とその時点で八木選手のチャンピオンを確信。だが、レースは何があるかわからない。
正直、和田選手はもっと接近していると思っていたのだが....

5位黒木選手から16位坂口選手までの 12台がわずかに 0.6秒差。(^^;
0.1秒違うだけで数グリッド変わってしまうという僅差。こりゃあ、この辺の集団のレースはあれそうだ。しかも明日の天気は雨。
....のはずが、この時点での天気予報は「午後から雨」だった。

続く...


[略IRW]