レースに戻ると、藤尾選手を追撃するのはASカラーの2台。それに岡田選手が張り付いているという感じ。
その後ろは福田選手、そして松本選手。松本選手、予選から走るたびにタイムを上げているよう。
場内放送でもシーズン限定ドライバーにしてはもったいないという言い方をしていたが、私も同感である。レースを上手くまとめているなぁ。というのが印象。
TUBEのドラマーがインテに出ているのではなく、インテに出ているドライバーがTUBEのドラマー。と言った感じか。(^-^;
後方ではタイヤ交換作戦の03松井選手だが、スタート前に七尾選手と加藤選手の前に出ることに成功していて上手くやったかに見えたが、思った以上にペースは上がっていない。確かにオーバーテイクをしてきて徐々にポジションは上がるが、このペースではわずか8周のレースでは結果に結びつけるのは難しそうだ。やはりこれは予選での失敗が痛い。
トップ集団はややこう着状態か?
と思ったレース中盤、藤尾選手が130Rでコースオフの情報。詳しい状況は不明だが、クラッシュらしい。体は大丈夫か???
藤尾選手の脱落で澤選手、18松井選手、岡田選手となる。
ここでシリーズポイントがまたレースに影響する。18松井選手はここで 2位15ポイントだとシリーズランキングは3位。高島選手がレースを捨てることなくラップしているだけに、微妙になっていた。
その後、後方集団は03松井選手が上がってはきているが、上位を驚かすほどではなくレースはやや縦長になった。
そして迎えたファイナルラップ130R。トップ澤選手がいきなりスローダウン。18松井選手が先に行く。そして、チェッカーを並んで受けることになった。
どうやらASチームは事前に順位調整の話をしていたらしいが....
うーん、個人的にはこのレベルのレースでのチームオーダーはあまり好きではない。
18松井選手は2001年の鈴鹿チャンプが物語るように「譲られて」勝つようなドライバーではないと思うのだが。来年は是非とも自力でチャンプを狙って欲しいと思うし、澤選手も今年は勝ってないんだし。(^^;
#まあ、もっとも今回のレースは澤選手のものだった。という印象に変化はないが。
なんにしても今シーズンが終了。
関係者の皆さん、ドライバーの皆さん、お疲れ様でした。
是非とも来年もよいレースを!