その熱い4台を除いては比較的淡々とレースが進む。
トップグループでは黒木選手は八木選手に徐々に離される展開か。それではつまらん。(^^;
伊藤選手のペースのほうが幸内選手よりも速そうなのだが、極端な差があるはずもなく打開策が見出せない。
一旦は山野選手のテールに張り付いた塩谷選手だが、タイヤが原因か?(ダンパーのセットも関連していたらしい)ペースが上がらずに山野選手を楽にしてしまう。
レース終盤には磯田選手が松尾選手をとらえようと張り付いてくるが、松尾選手冷静にインをしめてそれをしのぐ。この辺りはクリーンなバトルが展開されている。
勝負権は既にない牧田選手だが、おそらくタイヤのことも頭にあるだろう。しっかりとペースを維持して走っている。トップグループと並ぶことはないので見た目だけの話になってしまうが、予選後の話のようにペースの落ちはあまりないようだ。
トップグループ膠着のままファイナルラップ。
ん、黒木選手はレースを諦めたのかやたらにペースが下がった。原因不明だが、まあ今回は2位でよしとするつもりなのか。
幸内選手もペース上がらず(セッティング失敗らしい。親パワー不足との説も???(^^;)伊藤選手に突付かれまくっているが、隙は最後まで見せずに苦しいながらも表彰台を守る。
そう考えると、伊藤選手にはあまりにももったいない1コーナーのハーフスピン....こういうわずかな運が順位に影響するのがこのレースでもある。
八木選手が久々鈴鹿での勝利をあげる。2002年に圧倒的な強さを見せた八木選手だったが、鈴鹿とは相性が悪かった。
私の予想通り鈴鹿での悪い流れを断ち切っての優勝は「八木選手時代」を感じさせるにふさわしいものだったかもしれない。
結果だけ見れば、八木選手、黒木選手、幸内選手と八木vsクロキRの流れのまま。それに続くのは伊藤選手と2002年終盤と比較して何の変化もないレースとなった。(^^;
次回は茂木。
ここ数年「2戦目で優勝して流れを掴んでチャンピオン」というパターンがインターには存在している。シーズンの流れを決定付ける第2戦はしばらく先になる。
八木選手が強い茂木。八木選手が茂木で勝ってしまうとかなりの確率でそのまま突っ走ってしまう。逆にいえば茂木で八木選手とガチンコで勝つことができれば、一気にそのドライバーがシーズンの流れを掴むのではないだろうか。
それはかなり茂木を走りこんでいる和田選手かもしれないし、同じく地元な嶋村選手かもしれないし、「茂木は行くぜっ」という幸内選手なのかもしれない。