かもさんのテグ村放浪記

2003/07/27 インターRd3菅生

序章

金曜日の夜、帰宅後にテレビをつけているとニュース速報が流れた。宮城県北部で地震。始まるはずだった爆笑オンエアバトルがぶっちぎられ、スタジオからのニュースが伝えるのは震度6弱。かなり強い地震である。
こんな状況の中、行っていいのかどうか微妙なところだが、気になるニュースを横目に無理やり寝て土曜日の早朝に出発する。とりあえず朝の段階ではそんなに被害は大きくなさそうだ。
途中福島で強烈に眠くなり休憩。すると、車が揺れた。これが7:13の震度6強だった。
とりあえず実家には大きな被害はなさそうなことを確認し、8:45ころ菅生到着。豪雨である。
雨で人がまばらではあるが、サーキットの中は混乱はなく地震の被害はなさそう。
だが、実際には震源地に近いところではかなりの被害が出ていたようだった。
被災者の方にはお見舞いを申し上げます。_o_

さて、今回のインターは「Stop The 八木」に尽きる。万が一、ここで勝たれてしまうとかなりチャンピオンシップが八木選手に傾くはずだ。
筆頭は07黒木選手、幸内選手となるか。個人的には菅生を得意とする幸内選手が気になる。

金曜日練習走行の情報を聞きあさる。
ウェットで行われていた練習では渡辺選手が強烈に速かったそうだ。DL最速を争う牧田選手は体調がイマイチらしく余り名前は挙がらず。
今までにも何度も言われてきた「雨のダンロップ」が証明されたか。
問題は予選と決勝のコンディション。現時点では予選は完全に雨。決勝の予報はかなり微妙。雨が降るという人も、雨は残る程度という人も、晴れるという人もいる。

午前中に予定されていたFNフリーやF3の予選はことごとく雨でキャンセルされていく。
確かにコンディションは最悪ともいえる状況でコースにはいくつもの川が流れている。
予選まで後30分。空を見上げながら「予選、やるんですよね?」と聞くと「やるんでしょ?」「やると思う」という答えが。公式通知が出てないのか誰も「やらない」とは答えないが「やる」と言い切る人もいない。(笑)
コンディションは相変わらずのヘビーウェット。ここまで豪雨になるとDL勢も「降りすぎで、タイヤの差が出ない」との言葉が出てくる。降れば降ったで文句の多い人たちだ。(^^;
しかし確かにタイヤ云々というよりもどこに川があるのかを知っている人のほうが有利な気がしてくる。

続く...


[略IRW]