かもさんのテグ村放浪記

2004/03/05 インターRd1 鈴鹿

決勝

その後ろは牧田選手をつつきまわす幸内選手。
ん、英春選手が少し遅れたか? 水越選手と接近戦。並んだままS字にアプローチしていくが....接触したか? 英春選手が曲がりきれずにコースオフ。順位を落とす。

幸内選手、嶋村選手、塩谷選手あたりが牧田選手を抜いて戻ってきた。詳細不明だが牧田選手がスピンしたらしい(?)。牧田選手はセッティングが思うようにいってないのだろうか、またしても悔しいレースとなってしまう。
同じく松本選手もじりじり順位を落としているようだ。レース終盤には1コーナーでのコースオフもあったり(これはバンパーが外れてたけど接触?)、かなりどたばたと言う感じ。

その後方では鈴鹿スポット勢がバトル。やはりこのあたりは実力伯仲か。気が抜けないバトルになっているようだ。

トップ争い、黒木選手と和田選手の攻防は続く。西ストレートで横に出たりライトを点けたり消したり(笑)しながら、黒木選手を煽る和田選手。しかし黒木選手はまったく動じていないようだ。
ペース的には和田選手の方が速そうに見えるのだが、やはり微妙な差では抜けない。ミスがあれば抜けるが、正直黒木選手は小さなミスくらいはライン取りでごまかしてしまう技を持っている。
抜けない....抜けない....「ぐはー、強引にでもいったれ〜」と、心の中で和田選手に檄を飛ばすが(笑)、こういうところで強引になりきれないのが和田選手らしいところと言えばそういう感じがする。思えば2003年の富士もそうなんだよなぁ。

後ろの方では松谷選手と成澤選手がバトルになっている。
1コーナーでは松谷選手が前に出るが、成澤選手も意地を見せてS字では抜き返す。
最終的には松谷選手が前でフィニッシュしている。

接近はしているが、こう着状態のトップ争いのファイナルラップ。和田選手はもちろん諦めたわけではないだろうが、やや間隔が開いてしまい、黒木選手が前のままフィニッシュ。和田選手の後ろは少し空いて、嶋村選手の追撃をしのぎきった幸内選手。嶋村選手はかなり悔しい4位。

うん、面白いレースだった。
きっと、伊藤選手のトラブルがなければ伊藤選手の独走だったと思われるが、レースにタラレバはない。
「結局黒木選手かよっ」という気がしなくもないが(笑)、こういうところで強さを見せるのが「たった一人のビッグ3」というところなのではないだろうか。ひとりでも3人分くらいの存在感がある。

結果だけでみるとYDYYYYにはなったが、DLの躍進は和田選手のレース終盤の動きを見ても明らか。
八木選手のいない2004年シーズン、少数精鋭のかなり面白いシーズンになるのではないだろうか。

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[略IRW]