思い起こせば2007年12月、インテグラ最後の表彰式に参列(違?)した際に配布された、暫定日程に岡山でインターが2回あると記載されていた。WTCC岡山の併催にチャレンジカップが入ることはこの時点では未定だったが、個人的にWTCCはツボなのでまあ最初から行く予定だった。ので、暫定日程を見た時点で「岡山3回かよ」と思っていた。
その後様子が変わった。 西のエントリーが極端に少ないという噂は、2007年の終盤からかなり噂されていた。詳しい事情はわからないが、周りの様子見をしているということで、コストがかかる割に盛り上がらないなら出るのはやめようという話なのだろうか。
そんな事情もあり、2008年になって発表された日程は、西日本の第1戦、第3戦、第4戦が、インターとの混走になるというものだった。
最初に発表されたレギュレーションでは「西にエントリーするとインターと両方にポイントが入る」と記載されていて「そんなん、全員が西のエントリーにしちゃうじゃん」と思った。事実上はインター勢が上位を占めることになるので、本物の西日本の人が割を食う話になってしまう。そんなのはおかしい。
が、結構すぐ訂正が入った。西のポイントがほしいなら、両方にエントリーする必要があるようになった。これでも、インター勢が皆そういう対応を取ると同じことにはなるのだが、インター上位陣があえて西のエントリーをするという行為に出るのは、プライド的な面での抑止効果があるに違いない。まさか前嶋選手と嶋村選手が西日本のポイントを取りに来ないでしょ....まあ、シビアに西のポイントを稼ぐというのも、作戦としてはぜんぜん有りとは思うけども。
前週の東日本で聞いた情報によると、本物の西日本のエントリーは3台とか。練習にいた池上選手、ARTAの発表にある金井選手は認識あり。それ以外はTUBEの松本選手だそうだ。松本選手は基本的にフル参戦が難しいので....えー、マジでそういう状況なの???
東日本のある選手は「西に出ませんか」という打診を受けたらしいし、なんとも状況はよろしくなさそう。
とりあえず自走ベースで日程調整し、行くのは行く。インターのほかに西も見られるのかと思えば、ある意味ラッキーである。(なんたる能天気)
金曜日の夜に出発し、だらだらと東名を走破し、途中仮眠を取りつつ予定通り岡山に土曜日の朝に到着した。天気はよさそうである。