やや予定よりも遅れておきたが、スムースに岡山入りできた。あれ?
パドックパス買わずに最終コーナー側からぐるーっと回ってCパドに行く。
小林選手は準備不足らしい。木曜日の雨にやっつけられているようで、今回はそれなりの結果というよりもきちんとデータが取れればよいという感じなのか?
そういう意味では和田選手も「次の茂木、岡山に繋ぐ」という言い方をしていて、新しい車両でのレースについてはまだまだ様子見というスタンスのようだった。
和田選手に予選セッション前のごだごだについて聞くとABSランプという話だった。まあ、これは特に問題はなかったようだ。
予選結果については「準備をちゃんとしたところが予選上位」ということで意見が一致している。裏の意味としては「決勝は別だ」ということなのだろうか。
市森選手に話を聞くと、実は新品タイヤでの走行が今までは極端に少なかったらしい。逆に言うと中古でのロングはこなしていて、どうなるかはレース展開しだいだが、表彰台も無理ではない。という感触を得ているようだ。逆に言うと10位くらいまで落ちる可能性もあると言っていた。その横で牧田選手が「予定通り」と言いたげにうなずくのが意味深である。
ここが個人的にかなり興味深いと感じたところだった。
谷口選手はかなり新品タイヤを投入して練習をこなしてきて「レース終盤のタイヤの持ち」を意識してアタックを1発で終了させている。
市森選手はほとんど(まったく?)新品タイヤを投入せずにレースウィークを迎え「レース終盤のタイヤの持ち」を言うが、予選は8ラップしていて結構走っているほうである。
今までの状況が真逆とも言っていい二人が、異なる予選の挑み方をしてきて、レース前に言うことは「レース終盤でのタイヤの持ち」なのである。不思議だ。
そしてその二人は0.2秒ほどの差で予選を終え、2番4番のグリッドから縦に並んでスタートする。72番と13番のレースが個人的な最大の注目点になっていた。
西側で見るとインターとのダブル組をのぞけば、後方に並んでしまった感じ。できればここからインター勢をかき回してほしいのだけど....
レース全体だと「前嶋選手は逃げちゃうかもねぇ」というのが一般的な見方のようだった。
谷口選手がどういうレースをするのかよくわからないというのが正直なところ。私も谷口選手がどういうレースをするのか、興味もあり不安もあった。
決勝は18ラップ。距離が長いわけではないが「長い」レースになる。