かもさんのシビック村放浪記

2008/04/13 インター+西日本Rd1岡山

決勝

市森選手がじりじりと谷口選手のテールに張り付いていく。個人的に大注目のこの2台のバトルが始まった。
市森選手はいきなり仕掛けるという様子はない。谷口選手はあわてる様子は目には見えていない。しかし、この時点でこの2台のバトルは神経戦として始まっていたのだろう。

レース中盤、ついに市森選手が横に並んだ。ヘアピンからパイパーまでで前に並ぶ。その間並走。お互いにお互いの位置を認識した、危険を感じさせないバトルは市森選手が制した。
個人的大注目だった市森選手と谷口選手の争いは一日の長があった市森選手に軍配といったところか。

どうやら谷口選手の予定はここで既に崩れていたようだ。レース後半のタイヤのために予選を温存したが、市森選手のプレッシャーで予選分のマージンを吐き出してしまった。ペースが上がらず、市森選手からジリジリ離されていく....

後ろの集団では着々と順位を上げるのが水越選手、混乱に巻き込まれて順位を落としたのが小林選手あたり?

淡々と逃げる印象の前嶋選手。松井選手は大きく引き離されることなくついていくが、見ようによっては前嶋選手が後ろとの間隔をキープしているようにも見える。

谷口選手の後ろに迫るのは嶋村選手。タイヤの終わった(らしい)谷口選手はなすすべなく嶋村選手にかわされて、順位を更に落とした。
これが今のインターの怖さか。谷口選手は自信を持って挑んだはずの決勝だったはずだが、表彰台圏内からずるずると落ちてしまった。
逆にいうと嶋村選手は現状だとここがいっぱいいっぱいなのか?それはそれでまたなんともいえないが....

前嶋選手がなんなく逃げてトップチェッカー、松井選手、市森選手と続く。

続く...


CIVIC RACE WORLD
CIVIC RACE WORLD