スタートが切られた。嶋村選手の後ろで前嶋選手が好スタート、逆に水越選手と和田選手が遅れた。
?!?! あっ、そうか、内側だ。
グリッド偶数はいわゆる内側の雨がはけにくいラインからのスタートであったはず。もちろんその路面を間近で見たわけではないが、おそらくそういうことだろう。
逆にスタートで水越選手が前に出ちゃったらすごく面白い展開になるだろうなぁ。と、個人的には思っていただけに少し残念。
嶋村選手、前嶋選手、水越選手、太田選手、和田選手というオーダーでレースがスタートした。
2コーナーあたりは混戦にはなっているが、大きなアクシデントはなさそうである。よく見ると6位松井選手も市森選手にスタートで抜かれているので、ほんとに内側グリッドは不利だったのだろう。
前嶋選手は毎度のスタートダッシュで嶋村選手に接近していく。
開幕戦では見られなかったチャンピオン候補筆頭の2台が接近戦となっているが、嶋村選手はまったく隙を見せていない感じ。
水越選手、和田選手は今のところ接近はしていない。その後ろは太田選手、市森選手、松井選手、小林選手、ライオン丸選手と続く。
水越選手は後ろの和田選手よりも前の前嶋選手が気になってきた。前嶋選手がやや嶋村選手から離されて、水越選手が前嶋選手に接近。この段階で嶋村選手は既に逃げの体制か。
早く太田選手をかわしたい市森選手だったが、最終ビクトリーで一人ドリフト大会。予選の失敗を取り返すべくアタックしているのだと思うが、難しいコンディションも含めてやや上手く行っていない感じなのか。