決勝日の松井選手と話をすると、相変わらずのリラックスムード。
聞けば今回はポールを狙いにいろいろやっていたようだが、結果的によいセッティングが見つからずに直前になってから元に戻しての予選だったようだ。後ろにずらずら繋がっての予選はやはりちょっとやりにくそう?
決勝に向けても「ベストは尽くす」というものの他人がどうこうというのはまったくない。
思わず本人にも言ってしまったが、このチャンピオンや勝利へのこだわりのなさってのが、不思議な感じ。
実はトモアキ選手にも同じことが言えて、お二方とも「もちろんベストは尽くす。だけど、他人がどうこういうのはない」という感じ。
きちんと準備して、それをこなしさえすれば上位にいることができるという環境も自信もあるからだとは思うが、んー、なんつーかねぇ。周りからすると「あいつにだけはぜってーまけねー」って言ってもらったほうが面白いんだけど。(笑)
そんなこんなで、迎える決勝。
まともに考えるとトモアキ選手がふつうにスタートしたらほぼ抜けないはず。
後藤選手は予選一発はたしかに出せているが、やはりまだ少し決勝での安定感に疑問符。トモアキ選手を追いかけるというよりも後ろをみる時間が長くなるかも。更にいうとその後ろは超大混戦。
久々に「ワンミスで5〜6ポジションダウン」があるかもしれないなぁ。と思ってみたものの、さすがにそこまではいかないかなぁ。