決勝日
起きたときにはもう雨は止んでいた。朝はそんなに強いと思わなかった風だが、場所によっては結構な強さだ。
っていうか、隣の国から飛んでくる黄色い砂がすごい。景色がもうなんか笑える。
個人的にはコンタクトレンズがしんどいので、このホコリっぽさはかなり面倒な話。
とりあえずシビック村には行ってみるが、風の強さもあってか、予選日よりもシャッターが閉まっているし、覗き窓に目張りしているところもあって、様子がまったくわからない。
とりあえず捕まえた(捕まった?)松井選手と話をすると、やはり車はトラブルだそうで、しばらく寝かせていたのが悪かったのか。何にしても噂通りにかなり急にこのレースに参戦してきているようで、準備不足(練習不足)という感じではあった。なんとか決勝で前に出たいとところだが、前はかなり賑やかな感じ。
その他72号車付近の木下さんや中川さんあたりと少し話をしてみるが、やはり話の中心は谷口信選手。
セクター1がべらぼうに速いようで、逆に言うと130R手前でのスピードトラップではそんなに速くないようである。
ナニが違うのかはわからないが、何にしても東コースだけで0.5秒ちかく引き離せてしまうと言うのは、やはり単純にうまいということなんだろうなぁ。とは思う。
レース的には谷口信選手がどこまで逃げるのか。というところだろう。今更「レースは初めてだから」とは、私は思わない。逆に1秒引き離した後は後ろを見ながらタイヤ温存、どっかでファーステストラップ。なんていう嫌なことまで想像した。
