予選日早朝富士入り。
週末の天気はやや情報が錯綜気味。できればドライで見たいんだが....
前日までの様子をざくっと聞いた感じでまとめると、後藤選手が速いとのこと。「単独アタックならPP」らしい。
伸び悩んでいるようなのが、トモアキ選手、伊藤博選手か。伊藤博選手はとにかく「ストレートでスピードが伸びない」とのことで、このサーキットの特性上からするに、かなり厳しい状態。
富士といえば太田選手なんだけど、あまり名前は上がってきておらず、結局のところは谷口選手か後藤選手か。ということのようである。
予選は毎度のネップリウスコーナー。
序盤からコースインしてくるのはある程度予想通り、東日本勢。町田選手、伊藤秀選手、松本和選手、姜選手、神村選手らが積極的にラップする。
嵐の前の静けさ。
まさしくそういうことなんだろう。セッション序盤は台数は思ったよりも走っているが、間隔はかなり開いていて、それぞれが単独でラップしている。
毎回毎回富士の予選といえば、大渋滞アタックが名物で、何年か前には予選でかなり大きなアクシデントもあったような気がするし。多くのドライバーが誰かのスリップを使いたがって、行列をなし、そして激しいポジション争いをすることになるんだろう。
毎回「そんなにがんばらなくても」と思うが、実際スリップがきいちゃうと余裕で1秒は短縮されるので、そうも言っていられない。ある程度のリスクはあるが、その集団でラップしたほうがいいという判断のようである。
ところで、この先頭を引っ張るのは誰になるのか。ということなのだが、まともに考えれば谷口信選手なのだが、彼曰く「ストレートが遅い」ので、そこに張り付くのが得かどうかはかなり微妙なのかもしれない。
もっとも、ある選手いわく「遅いと言っても、上位の数台の中では。で、単純に遅いわけじゃない」とのことだったが。
問題の谷口選手がコースイン。
当然後ろが大行列。と思ったが、そうでもない。確かに何台かがその後ろにつらなってはいるものの、いいとこ5台くらい?
と、思っていたら、きたきた大集団が。先頭を引っ張る、もとい、引っ張らされているのは後藤選手。前評判で最も単独走行が速そうだと言われていただけに、そういう意味でかなり正直な集団構成。後藤選手に菊地選手、大西選手、伊藤博選手、トモアキ選手、北野選手、高嶋選手などなど、ある意味そうそうたるメンバーがこの集団にいる。
その後ろもたまたま周回していきたドライバーと交錯しつつ、この大集団。
アクシデントがなければいいなぁ。と思いつつ、微妙に順番を変えながらやってくる大集団を必死に撮り続けるが....ぶっちゃけ、状況はよくわからず。(^^;
やー、真面目な話一人で撮りつつ、誰が誰の後ろにいたかなんて、全部覚えられるわけがないっす。というか、もう撮影だけで必死。