かもさんのシビック村放浪記

2011/10/16 インター Rd5 + 東日本 Rd5 もてぎ

序章

ついに、最後のホンダワンメイクを迎えてしまった。ホンダワンメイクとしては、31年、このサイト的には11年目の、ピリオドとなるレース。
そういう感慨にふけるのはもう少し後にして、まずは単純に2011年のチャンピオン決定レースを楽しもう。そう思って、このレースを迎えようとしていた。

2011年のレース日程は震災影響とはあまり関係なくインター5戦、東日本5戦で組まれていて、しかも混走レースがそれなりに予定されていたので、実は2011年のレース(決勝のみも含む)は、コンプリートしてしまった。それこそ10年前の日程は、インター東北関東鈴鹿西日本という構成で年間30戦とかあってどうあがいても全戦観戦はありえなかったのだが....まあ、とにかく良くも悪くも2011年のシビックレースはすべて見ることに成功。当然ながらシーズンの流れも頭には入っている。

チャンピオンシップというところで考えると、まずは東日本は3人に絞られていた。今年不調のtakamori選手、1ポイント差で今年好調のライオン丸選手、還暦にして実力向上中の並木選手。
もっとも、並木選手について言えばtakamori選手と既に20ポイントの差がついており、takamori選手とライオン丸選手が両方リタイヤノーポイントだとしても、優勝回数でtakamori選手には追いつかない。唯一残されるのは「ライオン丸選手リタイヤ、takamori選手失格で同ポイント、失格があると同ポイント最下位」という2010年インターチャンピオン決定ロジックが適用されるケースのみと思われる。
ま、ぶっちゃけ、ありえないと思っていいケースか....いや、でもレースって何があるのかわからないんで....
いずれにしても並木選手はトップチェッカーしてもtakamori選手とライオン丸選手の結果次第といえる。事実上のチャンピオン争いの2名は1ポイント差。現在の東日本のエントリー状況から言えば単純に「前でフィニッシュしたほうがチャンピオン」という理解でよいだろう。

インターは2名に絞られている。谷口選手に10ポイント差でトモアキ選手。言ってしまえば大差である。仮にトモアキ選手がトップチェッカーで20ポイント稼いでも、20-15-13-12-11-10と6位谷口選手でも今年は失格も無いので(^^;)上位入賞回数で谷口選手がチャンピオンとなり、絶対的に有利であることは確か。
ただ、繰り返しだがレースは何があるのかわからない。大差をつけて最終戦を迎えたが、トラブルによって後退してチャンピオンを失った、しかもここもてぎで失ったドライバーが2009年にいた事は事実なわけで....逆の立場になれるかどうかは、頭の上の星の数かキラメキ度合いなのかはわからない、ただ、ノーチャンスではない。
正直、かなり厳しいということはわかっていた。だが、せめて「一矢報いて欲しい」とは、やはり10年以上本気で「シビックレーサー」たちを追いかけてきただけに思っていた。

続く...


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