トップ2台がじりじりと後続を引き離す。と、言っても思ったほど一気には離れない。
あっさり前に出してしまった山口選手だが、そのままずるずると引き離されるようなことはなく、しぶとく牧田選手の後ろについていく。
まあ、簡単にミスする牧田選手ではないのだが....しかしコンディションはそういう前提を忘れていいようなほど、悪い。っていうか、たぶんスタート直後よりも悪くなっているような気がする。
しかし二人とも目に見えるミスはない。酒井選手はミスが出て、じりじりと離されていく....たぶん、ここがインターな人との違い。こういうところで確実に高いペースを保つことができると、もっと山口選手を脅かす存在になるはずだ。
TAKAMORI選手と小川選手がバトル。小川選手はスリップに入りきれて居ないのだろうか、ばしっとかわしたいところだが意外と時間がかかっている。というか、抜けない。TAKAMORI選手ががんばっているのも確かだが、どうも波に乗り切れていない感じ。前が見えないから勝負しづらいのか?
後の情報だと、小川選手はハブベアリングトラブルだったらしくそのあたりもきっと関係していたのだろう。いろいろストレスのたまるシーズン序盤か?
つかずはなれずのトップ2台はそのままファイナルラップへ。個人的にはスリップがきく富士なのでつかずはなれずじゃなくて、抜きつ抜かれつを期待していたのだが....
ん....並木選手が1コーナーでトラクションを失って、そのまま2コーナーアウト側にマシンを止めた。....ブローじゃないと思うけど、ドラシャとか?
そのまま牧田選手、山口選手の順でチェッカー。酒井選手、関選手がそれぞれ若干間隔をあけてフィニッシュ。