土曜日早朝富士入り。
途中で雨にはあたっているが、到着後は基本的に雨は降っていない。FNのフリーなどを見た後に、まもなく予選の準備を始めよう。というタイミングのシビック村に足を運んだ。
ライオン丸選手不在。後で聞いた話によると家庭の事情らしい。結果とは関係なく大きな存在であるだけに、次戦以降は出てほしいのだが....
うろうろしつつ情報収集しながら時間を過ごしていると....雲行きが怪しくなり、近くに雨雲が見えてきた。程なく、雨がぽつぽつ。と。このとき予選開始の20分くらい前ではなかっただろうか。
各所で空を見上げる選手とメカニックたち。
テント下のマシンの4隅には、スリックとレインが1本ずつ置かれ、いつでも装着できるようになっている。
シビック村でも場所によって判断は違っていた。最終コーナー側のドライバーさんたちは、早々に路面状況はなんとかもつと判断したのだろう。とっととマシンをコースインさせようと移動する。
水越選手はレーシングスーツに着替える前にもう移動完了。(早)
Aコーナー側のドライバーさんたちは、ギリギリまで待ち。というか、前嶋選手待ちだったのだろう。皆がテントの外に出て空を眺めている。
嶋村選手マシンは、かなり直前にスタビ交換? タイヤはスリックを撤収。逆にとっとと雨と判断してセッティングも雨に振ったのか?(結局詳細不明(^^;)
どっちがいいですか?と何人かに聞いてみたところ帰ってきた答えは、
「ちょい濡れじゃなくて完全ウェット」
「ドライ!」
「みんな一緒のコンディションになるんだからどっちでもいい」
....三者三様....(^^;
「スリック履こうと思ったけど、これはウェットだよな?」
「まだこれならスリックのほうがタイムが出る」
「これはもうウェットやろ」
という会話がされている反対側で、水越選手、後藤選手、村本選手あたり(だったと思う)はとっくにスリックはいて行列中であった。
と、こっちがもうタイムアップ。(笑)
コースインまでにネッツコーナーに移動できなくなってしまう。結局Aコーナー側の前嶋選手谷口選手イチモリ選手と松井選手辺りがどっちをはくのか不明のまま移動開始。
ただ、雨は確実に振っていて、徐々に路面はウェット方向に。この段階で選ぶなら当然ウェットとなるだろう。
ここまで微妙な状況はなかなか....考え方としては、「完全に濡れる前に、スリックでタイム出しちゃえ!」という考え方。先にコースインしようとしたドライバーさんたちはそういう判断だったと思われる。
「スリックじゃタイヤも温まらないし、その間に雨が降ってきたら、履き替えてもタイヤが温まらない」という考え方だと、最初からウェットになる。