フォーメーションが終わり、各車グリッドへ。スタートが切られた。
1コーナーになだれ込んでくる各車....意外にも混乱はない。まあ、12台だと混乱しようもない感じだが....
やや自信がない感じだったスタートを決めた松井選手はトップで1コーナーに。菊地選手、イチモリ選手、その後ろはインに後藤選手、アウトに....前嶋選手。立ち上がりでイン側に谷口選手が入り込んで、その後方に太田選手と嶋村選手。
トップグループがコカコーラに消える。
2周目1コーナー、トップ松井選手は逃げたい。後ろは....菊地選手とイチモリ選手。イン側のイチモリ選手が有利で、その直後に....きた。前嶋選手。
その後方は谷口選手、太田選手と後藤選手。その後ろから嶋村選手、水越選手、和田選手とツワモノが虎視眈々か....あっと、嶋村選手ミスか? 2コーナーでアウト側にはらんで順位が落ちる。
トップの激しい争いはそのまま100Rへ....ここでやや姿勢を乱したイチモリ選手、隣は前嶋選手、更に菊地選手と並走。イチモリ選手と前嶋選手がヘアピン手前で接触。
イチモリ選手はヘアピンでストップ、前嶋選手はゆっくりとピットに戻る。タイヤがおかしいのが、ビジョンでも確認できた。
あのあたり方だと、今のシビックは確実にホイールにダメージを食らう。おそらく両者とも少なくてもホイールにダメージはあるだろう。
レースを面白くするであろう二人のドライバーがいきなり消えた。とりあえず、嫁と二人でひっくり返る。(^^;
stop the 前嶋
それは、ある意味最悪の形で実現されてしまった。アクシデントによる前嶋選手のリタイヤである。
しかし、少なくても私の目にはこれはレースをやっている以上やむを得ないアクシデントに見えていた。バランスを崩したイチモリ選手はなんとか体制を立て直そうとした。イチモリ選手がアウトにはらむのをみて前嶋選手は飛び込んでいった。どちらも悪いことをしていない。
結果がほしいのはお互い様なのでこのシチュエーションでわざとはありえないし、無謀なチャレンジをどちらもしているようには思えない。こういうことは接近戦では起こりえることと思う。
結果的にこれで楽になったのは現在上位を走行している松井選手、菊地選手、谷口選手、太田選手あたりである。決勝でのペースがかなり速いと思われていたイチモリ選手と前嶋選手が消えた。大チャンスである。