チャンピオンシップという意味では正直あまり面白くない展開になっていると思っていた2010年のインターシビック。
谷口信選手のフル参戦は大きな話題ではあったが、2戦目の失格と5戦目の欠場もあって、ランキング的には2位だが1位の松井選手とは、大きな差がついてた。エントリー数が多くない最近のインターでは完走さえしてしまえば、極端に点差が縮まるとは考えにくい。
もちろん「絶対」はない。特にトラブルでのノーポイントということは十分に誰にでも起こり得ること。しかも最近の1号車はなぜか絶好調ではないというのもあった。
計算上、一騎打ち。計算上、大逆転での谷口信選手のチャンピオンもありえた。
その計算「谷口信選手が優勝で、松井選手が12位以下なら、優勝回数で上回る谷口信選手がチャンピオン」と、誰もが、そう思って鈴鹿を迎えたんだろうと思う。
事前に発表されたエントリーリストは意外と賑やか。
眼につくところでは、71号車金石選手(年弘選手の方、以下略)。
今年はエンジョイホンダ的にすでに2戦出ているが、いずれも成績としては、えーっと、正直みっともない。(^^;
曲がりなりにもGT500のプロドライバーは、FFのレーシングカーが初めてだと言っても、あまり言い訳にはならないだろう。それでも出てきたということは、いい加減何とかしないとということなのだろうか。
MTEXは3台体制。東の姜選手がスポットで参戦。好調が伝えられる高島選手に加えて、久々にみるSSRカラーの車両には牧田選手が乗る。
インターシビックでのレースは久々。前の東最終戦で姜選手のメンテできていたときにある程度話をしていたのだが、当日主役の姜選手の話よりも、ほぼ今回の鈴鹿インターの話。(笑)
鈴鹿でのレースが久々、しかもインターはギリギリのアタックが要求されるということで、予選に対してかないrプレッシャーを感じていたようだった。
あの事故の前まで「寿命縮まった!」と満面の笑みで(笑)、ちょい濡れの鈴鹿デグ1に突っ込んでいっていた牧田選手のイメージがあるが、さすがにそこまでのアタックにはハマりにくいようで、頭を抱えていた。とは言っても、極端にタイムが悪いわけではなく、なんとなくつじつまはあわせてくるのではないかと思っていた。