Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2002/10/13 チャレンジカップ 鈴鹿(その2)

金曜日

テグ村うろつく(その1)

良い天気だ。日があたる場所は暑いくらい。
西パドックに足を運ぶと既にほとんどのマシンが運び込まれ、スタッフの数も増え忙しくなってきている。

東の日部選手に声をかけてみると、まだまだ鈴鹿は攻略できていないようだった。とはいっても、きっとそれなりに攻略してタイムは出てくるだろう。

インターの牧田選手にちらっと話を聞くと、やっぱしどうも気合の入り方が....(^-^;
どうしてもDLな選手はタイヤが気になるらしく、やる気が無いわけではなさそうだが「勝ちに行く」という勢いも感じないのが残念。牧田選手の速さを持ってすれば、十分に上位を狙えるはずだと私は思っているのだが....現実は甘くないだけにしょうがないのか。

そろそろ(黒木選手を破っての)勝ちが欲しいインター幸内選手は得意の鈴鹿、ここで一発が出ればさまざまな面でよい方向に転がるという確信でもあるのだろう、私との会話では「タイヤの空気を抜く」とかいう冗談も出ていたが、気合十分か。

フリー走行

フリー走行はS字3発目のGスタンド。
各車の走りをばしゃばしゃ写真撮りながらチェックする。
さすがに鈴鹿を初めて走るドライバーはS字〜逆バンクのアプローチに迷いがあるようだ。通過するたびに微妙にラインを変え、探っているという印象。
それに対し、西日本(の鈴鹿組)とインター勢は気になるのはラバーグリップだけなのか、快調に攻め込んでいるようだ。

で、赤旗が出る。
なんじゃいっ! と思ってモニターを見ると西ストレートの入り口辺りで火を噴出す黒い西の高島選手マシンが映し出された。ぐはっ!(^-^;
とりあえず、ドライバーは無事だが、予選に出られるのかどうかが気になる。

続いてのアクシデントは1コーナー。モニターに映し出されたオレンジ色のサイドステップは東の春名選手だ。1コーナーに目をやると見せてはいけないマシンの腹を1コーナーに向けて横倒しになっているのが確認できる。
リプレイを見ると、ブレーキングで不安定になってテールが流れ、スピンしながらグラベルに出て行ったところで横を向いてしまって倒れたようだ。
上から這い出してくるドライバーは怪我はなさそうだが、これまたマシンのダメージがきになるところだ。

S字2発目辺りでスローダウンしたのは東の友森選手。これは駆動系??? スローダウンした後、自らグリーンに出てマシンを降りてしまう。

タイムが出ているのは先日のインターで自己ベスト4位を取ったインター伊藤選手。
正直この順位にはびっくりしたが、別に周りが遅いわけでもなく、これはすばらしい。予選と決勝が楽しみになってきた。もしかすると表彰台もありえるか。

後半、ライトを点灯させてタイムを出しに行っているようなのは八木選手。しかし思ったほどタイムは上がらず。うーん....鈴鹿だし、八木選手だ、このタイムはありえない。私はこの時点で「八木選手、余裕ぶっこいてるなぁ」と思っていた。(^^;;

結果はインター伊藤選手、黒木選手、幸内選手、八木選手、和田選手、インター松本選手、枝元選手、インター牧田選手、嶋村選手、松浦選手、西の澤選手、東チャンプ塩谷選手、インター水越選手....かなり順当。つまらん。(笑)

目立つところではやはりインター伊藤選手、この順位は大満足?
インター牧田選手は、DLながら悪くない。私はこの時点でF1のラバーグリップはDLに味方しているのではないかと分析していた。
西の澤選手、東の塩谷選手はさすがな感じ。西の高島選手もトラブルが無ければ当然ここに割り込んできただろう。

駐車場に戻って、今晩のきりたんぽとキムチ鍋を食して寝る。

続く...


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