Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2004/03/05 インターRd1 鈴鹿

予選後

予選結果を眺めると、伊藤選手、黒木選手、和田選手、牧田選手、嶋村選手、幸内選手。DYDDYYでYHとDLが3:3、トータルで考えるとDLが上。周回数も少ない。

ついにDLがきた。よく考えればPPは初のはず。2003年までの不振がなんだったのだろうと思わせるほどのグリッドを確保して見せた。タイヤ戦争勃発だな....と思った。

テグ村に足を運ぶ。バイクがたくさんあるので(?)また谷底かよ。
うろうろしつつ、何人かのドライバーさんと新年の挨拶をして(遅)すごす。
話を聞くと複数のドライバーさんから「DLいいねぇ」という言葉が出てくる。確かにいい。正直これほどの結果が出るとは思っていなかった。
YHユーザでもこのDLの躍進は基本的には歓迎か? 話の中ではそういう印象。少なくても観る側は混戦を期待しているので大歓迎ではある。

幸内選手と伊藤選手の話に割り込む。(相変わらず何様)
当然、伊藤選手は笑顔。かなりオフの間に走りこんだようだ。「DL様様だ」という伊藤選手に「DLが伊藤選手様様と思ってるんじゃないの」という幸内選手、確かにこの手の開発は持ちつ持たれつになるはずだ。
タイヤを変えればソレに対してマシンをアジャストしなければ簡単にタイムが出るとは思えないのだが、伊藤選手はそれをやってのけた。YHが失敗したのではない。DLが成功した結果だと私は思っていた。
YHも知っている伊藤選手は、黒木選手の周回数から黒木選手がどういう状況なのかをある程度把握していたと思われる。伊藤選手の満面の笑みは、単純なるPPの喜びだけではなく、決勝での勝算もあったのではないだろうか。

初参戦小西選手はとにかくコースの勉強が先か。鈴鹿は多くの表情を持っているので勉強の場としては最適だと聞く。ここでセミウェット、ドライと走っておけば、後のコースは怖いモノなどない! と、他人事なことを言ってみる。(ぉぃ)
しかし、かなりつわものの多いレースなだけに、勉強することは多いと思う。がんばっていろいろ吸収して、それを美祢で開花させられれば1年目としてはよいのではないだろうか。

牧田選手はマシンを換えたらしい。(言われてみればびみょーにカラーリングが違う) まだ転がしたばかりらしく、満足の行く走りになっていないようだ。で、この順位?? ほんとはPPが取りたかっただろうが、十分に上位の狙えるポジションとタイヤ。久々に決勝で暴れる牧田選手が見られるかな。と期待していた。
塩谷選手もマシンを換えたとのこと。非常にリラックスした感じで「目標が見えている」「そのためにやるべきことも見えている」という塩谷選手、この状態で決勝を迎えるとなるとかなり渋いレースをしてくれそうだ。
水越選手は「レースを楽しむ」と言う。いろいろ大変のようだが、納得の行くレースをしてほしいと思う。がんばってください。
チーム国光+ベルノ新東京のエース嶋村選手あたりも捕まえたかったところだが、でかいテントの奥まで入って行く勇気はさすがにない。(笑)

予選結果だけを見ると、伊藤選手が逃げそうだ。普通にスタートすればそうなるはず。おそらく序盤で黒木選手は強引にでも前に出ようとするはずだ。ソレさえしのぎきってしまえば、周回数が少ない伊藤選手はかなり優位と予想した。
黒木選手、和田選手、牧田選手、嶋村選手、幸内選手あたりはおそらく混戦になるはずだ。早い段階で和田選手、牧田選手が黒木選手を捕まえることができれば、DLの表彰台独占と言う可能性もなくはない。
ドライで行われるはずの決勝を楽しみにしつつ、四日市で酔っ払い(笑)、寝る。

続く...


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