Last update:2006/05/17 00:00:00

かもさんのテグ村放浪記

2005/05/15 インターRd2 菅生

決勝

集団ごとのバトルがややこう着してきた感がしてきた。レースは折り返して、トップは完全に単独走行状態。和田選手、伊藤選手、黒木選手、混乱を避けた英春選手と間隔があいている。

中段グループを争っていた今村選手、S字立ち上がりで若干失速(?)、そのアウト側に太田選手が並んでしまう。両者は絡み合って、今村選手がガードレールに吹っ飛ばされて「ガツン!」というヤナ音を立てながら、激しくクラッシュ。太田選手のマシンもストップ。両者ともかなりのダメージが確認できる。
ここで赤旗が提示された。レース中断である。
メインストレートに戻ってきた各車はピットロード側に車を並べ、ドライバーが降りてくる。

ちょっと気になるのは今村選手の様子。歩いてはいたがコルセットをその場でつけられており、身体にもダメージがありそうだ。

レースはかなりの時間中断された。(20分くらい?)

この時点でのポジションは和田選手、伊藤選手、黒木選手、英春選手、松井選手、小幡選手、成澤選手、順位を上げてきた塩谷選手、藤木選手、棚村選手....といったオーダー。 レースはおそらく2パート制。場内放送で「2ヒート制」と言っていたが、2パートの間違いだろう....そうじゃなきゃ見ててよくわからなくなるぞ。(^^;

残り4周でのレース再開がアナウンスされた。超スプリントである。
さあ、ここでレースが大きく動くことになる。この時点でかなりの差をつけていたトップグループの間はリセットされる。これは黒木選手にとってかなりのチャンスであるといえる。多少無理矢理でも抜いてしまえば数周ならどうやっても抑えきれるはずだ。
逆に和田選手は伊藤選手が間に挟まっているだけ気は楽だとは思うがそれでもせっかく築いたマージンを吐き出すことになってしまった。緊張はかなり高まるだろう。
まあ、この状況はトップだけではないので「このスタートさえ決めれば」と思っているドライバーばかりだったはずだ。
おそらく憂鬱だったのは松谷選手。固いタイヤを選択してレース後半勝負だったがタイヤを冷やす時間を作られてしまい、予定が崩れていった。

水越選手のマシンはグリッドにはつかず、ピットスタートを選んだようだ。マシンが不調なことは明らかなので、どこか確認のためなのだろうか。

続く...


[INTEGRA RACE WORLD]
INTEGRA RACE WORLD
本ページに利用されている画像の無断転載を禁じます