かもさんのテグ村放浪記

2007/04/15 インターRd1鈴鹿

序章

2007年、インテグラ(DC5)最後の年がやってきた。
既に地方シリーズは開幕している。大きな動きとしては東日本と西日本への統合であり、有効ポイント制度であろう。また、個人的にインパクトが大きいのはチャレンジカップが開催されないことであった。そしてヨコハマワンメイク....

エントラントの皆さんがどのような気持ちで2007年を迎えたのかは知る由も無いが、とにかく「インターは多くの台数で大接戦」を期待している私としては不安材料のほうが多かったことは事実だ。
まず、2006年末の段階でインター常連、しかも勝てるドライバーである伊藤選手が引退を表明していた。元々ある程度の年数を最初から見切って参戦していたようだが「気がつけば10年やっていた」ようだった。中途半端にやってできるレベルのレースではないし、そうすることで仕事が中途半端になるのもいやなようだ。
他人の人生だから私がとやかく言うことではない。しかし、テグ村でよく話をさせてもらったドライバーさんがまた一人居なくなるかと思うと、残念であることは確かだ。

この時点ではあくまでも噂レベルでしかなかったが、チャンピオン和田選手も2007年の参戦はないのではないか。という話だった。たしかに連覇を成し遂げ、やるべきことは無いのかもしれないが....個人的に「1番」の居ないインターはありえないので是非とも継続参戦して「インターで全戦全勝」を目指してほしかったところではある。
嶋村選手も「なんともいえない」という状態。
前嶋選手は2007年もインターを明言しており、やる気も十分という感じだったのが救いであったが、2006年末時点でインターの上位を見渡してしまうと、前嶋選手がやや抜けている感があったことは事実だ。

それ以外にも不安要素はあった。チャレンジカップの開催が危ぶまれていたことである。少なくても表彰式の段階では「まだ諦めてない」ということだったが、状況についてはあまりよくないことは確か。
実はよく知らないのだが「15万人の前でお宅の会社のロゴ貼って走りますよ!」がスポンサー獲得の目玉になっていたとしたならば、その文句は使えないわけで....

もっとも上位が少ないからといって即、つまらなくなる。とは私は思っていなかった。
小林選手、塩谷選手、水越選手、棚村選手、松井選手あたりの参戦は決して確実とはいえなかったが、かなり濃厚....と勝手に思っていた。(^^;
2007年インテラストイヤーは「前嶋選手主軸、2位以下が大混戦」であると思っていた。

地方シリーズが開幕し、エントリー数を見ながら、エントリーしているドライバーさんを見ながら、一喜一憂しつつ、ついにインターの開幕が迫ってきた。
結局手元で参戦確実である情報を得られたのは、数名か。行ってみたら10台も居なかったらどうしよう。と思いつつ、豪雨にもめげず、朝8時から予選の始まる鈴鹿に向かう。

続く...


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