かもさんのテグ村放浪記

2003/09/21 インターRd5美祢

決勝

台風が横を通り過ぎ、雨は降っていないが風がすごい。
場内には「テント張るべからず」の放送が流れる。
テグ村に足を運ぶとここにもテントがなく、なんか変な光景である。(^^;

風はメインストレートに向かい風方向。観戦ポイントはまたしてもグランドスタンド1コーナー寄り。

フォーメーションから、スタート。今回は普通にスタートが切られたようだ。
問題は1コーナー〜2コーナー。抜きにくい美祢、どうしてもスタートで前に出たい人たちが引かずになだれ込んでくる。思えば 2002年は大混乱であった....

が、無事に各車1コーナーをクリア。
2コーナーで小林選手をきっかけに山野選手がコースオフ。序盤で2台が消えたが、大混乱にはならず。

その他、上位陣はほぼグリッドのまま。
が、幸内選手、いきなり伊藤選手を抜いて戻ってきた。をよ。どこでかわしたのだろうか。またしても表彰台圏内が遠ざかってしまう伊藤選手、悔しいレースが続く。
序盤からレースはトップグループが明確に分かれた。
トップ集団は、八木選手、嶋村選手、黒木選手、幸内選手、伊藤選手、渡辺選手、和田選手の 7台。なるほど....(なにがだ)
その後ろは、松尾選手、木下選手、磯田選手、牧田選手、英春選手あたりがかなり混戦。

が、英春選手がコースオフ。原因不明だが、かなり混戦だったので....一旦ピットに戻ってマシンを叩いて(?)レースに戻るが上位入賞は難しくなってしまった。

かなり接近しているのが、松尾選手と木下選手の地元同士。1ヘアピンを張り付いてクリア、私の視界から消えた2台だが、PitFMが木下選手のクラッシュを伝えてくる。
次にストレートに戻ってきたときには松尾選手もかなり順位を落としており「ああ、これはあたったな....」と思う。松尾選手のテールランプが割れており、それを証拠付けている。
木下選手はフロントからバリアにクラッシュしたらしく、タンカに乗せられてコース外に出される....だ、大丈夫なのだろうか....
レース後に会った木下選手に聞くと軽い脳震盪とのこと。首にコルセットをはめて「かもさん、いいところ見せられなくてごめんね」と言うが、何よりも悔しいのは木下選手本人だろう。スタートで順位を上げ「これから!」という矢先のアクシデントであった。

牧田選手に並びかけるのは塩谷選手。並んだまま2コーナーに消える。2コーナーで牧田選手は苦しい位置になってしまったのか、後ろの松本晴彦選手にもかわされる。

牧田選手をかわした2台、塩谷選手と松本晴彦選手とのバトルが始まる。1コーナー〜2コーナーを並走し、1ヘアピンへ。わずかにマシンが重なった状態でアプローチしていくが....
接触
2台ともスピンすることなく、1ヘアピンをダート経由でクリアしていくが、2台とも牧田選手、松本玲二選手あたりにかわされて順位を落としてしまう。
この辺は混戦の中で生まれるちょっとしたボタンの掛け違いっぽい接触ではあったが、両者にとって残念な結果となってしまう。

続く...


[略IRW]