かもさんのテグ村放浪記

2003/11/02 インターRd6鈴鹿

決勝日

ドライ。すっかり昼の決勝に違和感が無くなった。
1コーナーのスタンドに陣取り、スタートを待つ。

フォーメーションが終わり、ブラックアウト。スタートが切られる。
スタートが良かったのは伊藤選手。
2番グリッドがイン側にある鈴鹿、イン側をキープして1コーナーにはいってくるのは、伊藤選手、八木選手、和田選手の順番。

これでレースは面白くなった。
インテグラで言うと2年越し、シビック時代からだと7年越し(らしい)の「インター優勝」に向けて伊藤選手がスタートした。後ろは八木選手、決勝のペースが悪いはずも無く、かなり厳しい戦いになることは容易に想像がつく。
逆に八木選手は大失敗か。もっとも、相手にすべきは黒木選手。なのだが、レースになってしまえばそんなポイントどうこうよりも勝ちたいはずである。

ここからは見えない1周目のシケイン。
モニタ越しなので詳細は不明だが(放送もないしよぉ)、黒木選手の直後、嶋村選手のイン側に居た幸内選手がブレーキロックして黒木選手に接触。既にシケインのターンインに入っている黒木選手はハーフスピンしてしまう。
ぐはっ。最悪。
幸内選手はダメージが大きかったのだろうか、そのままピットに。黒木選手は右リアタイヤを干渉させながら最後尾でレースには戻る。が、万事休すか。
事実上のチャンピオンシップはここで決まってしまった。

そのアクシデントを八木選手が知っていたかどうかはわからない。
直後の2周目の1コーナー、伊藤選手のインをさしてくる八木選手。
伊藤選手はこういうときに非常にクリーンにレースをする選手だ。八木選手のラインをちゃんと残している。
八木選手のブレーキング。すさまじい。正直、私は止まりきれないと思った。
しかし、八木選手はギリギリでマシンをコントロール(マシンの暴れようもすごかった(^^;)、2コーナーに向けて八木選手とラインをクロスさせたかった伊藤選手だろうが「後半勝負」という頭もあったのだろうか、無理に2コーナーのインをさすことをせずに八木選手がトップに返り咲く。
八木選手がこのレースにも勝ちたがっているコトが、今のブレーキングに現れているような気がした。

私はこの時点で八木パターンと思った。予選結果からするに、八木選手が逃げてしまいそうだった。

続く...


[略IRW]