各車コースイン。と、言ったところでまたしても雨が落ちてきた。うひゃ〜、これがもっと強くなったらすげーレースになりそうだぞ。
しかし、見ると空は明るい。降っているといえば降っているが、路面を完全にぬらすほどではない。
コースインの時、レインタイヤを運んでいるチームは確認できた。しかし、既に作業は禁止。おそらく全車スリック。
嶋村選手を先頭にフォーメーションがスタートし、スタートが切られる。
私の目では非常に順調なスタート。ほぼグリッドどおりに3コーナーにアプローチしてきている。
なぜか茂木のオープニング、1コーナーから5コーナーまではどきどきするが、残念ながら(ぉぃぉぃ)アクシデントはない。
しばらくして90度に戻ってくる各車。私はここで気がつかなかったが「黒木さんのバンパーがめくれてる」との情報アリ。
確かに見てみるとリアバンパーの右側がめくれている。しかし順位が落ちているわけではなく、なぞだ。
ここでの問題はこれがオレンジボールの対象になるかどうかだ。個人的にはオレンジボールと言うほどの危険度は感じていなかったが、この辺の判断は微妙だ。さて....
嶋村選手はとにかくポイントポイントで後ろを押さえればよいはずだ。
和田選手はもちろんついて行く。伊藤選手、幸内選手。ん、伊藤選手は幸内選手をかわした。その後ろ松本選手、黒木選手と続く。
松本選手が幸内選手にしかけていく。幸内選手はどうもキレを感じない。ついにはかわされ、その後ろ黒木選手にもかわされる。
ここで、やはりと言うかなんというか、オレンジボールが出た。対象はもちろん7番黒木選手。2ラップほどしたあと、黒木選手はバンパー修理のためにピットへ。ここで事実上の戦線離脱である。
中段グループは英春選手に対して水越選手、田嶋選手、小林選手、松谷選手あたりが攻め立てる。それぞれ東北、関西、鈴鹿あたりのシリーズでトップを走るドライバーたちが関東の茂木でバトルになる。なかなか興味深い。
が、いきなり英春選手がコースオフリタイヤ。(詳細不明)
この後、この集団は分散するかと思われたが、水越選手、松谷選手、小林選手の3台がバトルを繰り広げることになる。