かもさんのテグ村放浪記

2004/10/10 チャレンジカップ 鈴鹿

フリー走行後

結果を見ると伊藤選手、牧田選手、黒木選手、西の寺口選手、東北小幡選手、山野選手、鈴鹿小林選手、インター松本選手、和田選手、嶋村選手と並ぶ。
タイム的には伊藤選手が牧田選手よりも2.5秒速くて別世界。まあ実際それくらいのスピード差は感じられたが、クラッシュの方が気になる。

「雨のダンロップ」そう言われ続けているが、それがまさしく証明されているフリーの結果だ。伊藤選手と牧田選手は当然としても、西の寺口選手、東北の小幡選手、鈴鹿(インター)の小林選手あたりが上位に食い込んでいるのはタイヤということが言えるのではないだろうか。

逆に思ったほどの結果になっていないのは、9位和田選手、10位嶋村選手、14位幸内選手あたりだろうか。この3人に関してはちょっと不発と言う印象。予選にむけてどういう風に対策してくるのかに注目する。

キャンプサイトに戻って鍋を囲む。風はないが雨は降り続く。台風まーごんは近づいてくる。下手すりゃ直撃してテントが飛ばされる。レースが中止になるなんて思いもせずにテントをどうするか、車で寝たほうがよいか、などと考えていた。

その前後、私のいるキャンプサイトには「予選が中止になる」という情報が流れ始めた。時刻は18:30を回ったあたりからだろうか。信頼できる筋(何ソレ)からの情報では

で、あった。聞くと「サポートの話をしている場合じゃない」くらい運営サイドは混乱していたらしい。
限られる情報源、わらにすがる思いで電話番号を知っている何人かのドライバーさんに電話をしてみる。
「中止と言う話が出ているんですけど、何か聞いてますか?」
「いや、予選は中止になるかもしれないという話はあったけど、それ以後は聞いてない」という返事。
西パドックでは18:00あたり(?)に撤収命令が出たらしく(水没するらしい)、ドライバーさんたちは既にサーキットを後にしていたのだろうか。逆にネットを検索できる私の方が情報が早い。

そして、いくつかのモータースポーツページあたりに「予選セッションが中止(延期)」というニュースと共に「サポートレースが中止」というニュースが流れた。

がーん。

大ショックである。

昨年はジャックビルヌーブが直前でタクマ先生に乗り代わると言う事件が発生し、私の周り(ジャックファンばかり)では重苦しい雰囲気があった。私自身もジャックファンなのでショックはあった。が、私にはインテがあった。ショックは周りの人とは比較にならなかった。
今年はそのショックが40倍以上になってやってきた。一人のドライバーがいないのではない。40人のドライバーがいない。レースもない。
まったく何をしにきたのかわからなくなってしまった。

やけ酒して、フテ寝する。

続く...


[略IRW]